半沢直樹は、会社に飼われる社畜に過ぎない

懸命に生きる「ロスジェネ世代」VS「バブル世代」

つい最近のことだが、週末、秋葉原で「大人の大学」という集いの、講師を引き受けた。実に150人もの人たちが、私のとりとめのない話を熱心に聞いてくれた。

「大人の大学」(→フェイスブックはこちら)とは、長倉顕太、原田翔太、和佐大輔氏の3人が主体となって、開催している「アントレプレナーとベンチャー経営者の集い」だ。3人を簡単に紹介すると、長倉氏はフォレスト出版の元編集長で、「6ケタのベストセラー」を次々とプロデュースしたことで知られる。また、原田氏も、斬新なWEB戦略を構築することで知られるマーケティングコンサルタントで、2人は30代。一方、和佐氏は20代で、しかも身体が不自由にもかかわらず、本当によく頑張っていると思う。

ひとえに「アントレプレナーとベンチャー経営者」といってしまったが、具体的にはどんな世代が参加しているのか。あとでわかったが、全てとはいえないまでも、「就職氷河期に社会人となり、よりよい仕事を求めて転職の機会を常に探っている、「ロスジェネ世代」が多い。

牙を磨いてきた「ロスジェネ世代」

TBSの大人気ドラマ「半沢直樹」が22日に終了したが、この「大人の大学」という組織には、半沢ドラマの底流にあるような「既存の組織や体制に反逆するような発想」ではなくて、「勇気を持って新しい価値観を創造して行く流れ」を感じた。半沢直樹世代は40代、「大人の大学」は30代の、ロスジェネ世代が中心だ。2つの世代はどう違うのだろうか。

いわゆる「バブル世代」は、就職先はいくらでもあった。一方、ロスジェネ世代は就職氷河期で派遣社員はまだマシな方といってもよいほど厳しい状況におかれた。結果として、フリーターを余儀なくされた人も少なくない。その代わりといっては何だが、バブル世代は若い時にチヤホヤされて、牙をなくした人が少なくない。逆に、ロスジェネ世代はこの10年牙を磨いてきたのだ。

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