ビットコインが12%超急落、1万5000ドル割れ 8日のアジア市場も乱高下、週間は30%超上昇

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ビットコインが急落するなか、他の仮想通貨は上昇。取引サイトのコインマーケットキャップ(Coinmarketcap)によると、ビットコインに次いで規模が大きいイーサリアム(Ethereum)は8%近く上昇した。

ビットコインは週初から約30%上昇。年初からは約15倍の水準に上昇している。

相次いで先物取引を開始

ビットコインを巡っては、オプション取引所(CBOE)を運営するCBOEグローバルマーケッツ<CBOE.O>が10日に、米先物取引所運営大手のCMEグループ<CME.O>が18日に先物取引を開始。市場運営会社の米ナスダック<NDAQ.O>もビットコイン先物の取引を2018年に開始する見通しとなっている。

市場関係者は、こうした動きもビットコイン相場の上昇の背景にあると指摘。外為ブローカーのアイロンFXのアナリスト、ピーター・イオシフ氏は、「CBOE、CME、ナスダックが近い将来にビットコイン取引の舞台を整えることで、ビットコインが国際的な認知に向けさらに一歩踏み出すとの見方が投資家の間で広まる可能性がある」と述べた。

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