2017年プロ野球「新語・流行語」を振り返る 「熱盛」「謎の魚」「源田たまらん」…

拡大
縮小

『源田たまらん』

ルーキーとして56年ぶりの全試合フルイニング出場を果たしてパ・リーグの新人王に選ばれた西武・源田壮亮。華麗なグラブさばきで好プレーを見せると、西武ファンの間で「#源田たまらん」のハッシュタグが大賑わい。語呂の良さも相まって「たまらん」のワードがすっかり定着した。

『ブルゾン京田』

堅守・俊足・巧打でセ・リーグの新人王に輝いた中日・京田陽太。本拠地ナゴヤドームで打席に入る際、お笑い芸人のブルゾンちえみのネタで使用されているオースティン・マホーンの『Dirty Work』の曲に乗って登場する。竜党は「35億~!!」と叫んだ。

もう来季のユニフォームは…

『炎獅子』

前半戦で苦しい戦いが続いていた西武が、7月21日からの約1カ月間、赤い炎がデザインされた「炎獅子(えんじし)ユニフォーム」で戦って20勝4敗と圧倒的な勝率を記録。9月には再着用が緊急決定され、通算24勝8敗の勝率7割5分を誇った。クライマックスシリーズ(CS)では敗れたが……。

『主砲ウィーランド』

98年以来の日本シリーズ進出を果たしたDeNAの中で、投手のウィーランドが野手顔負けのバッティングで勝利に貢献。今季通算48打数11安打の打率.229で3本塁打12打点を記録した。特に10月1日の広島戦(横浜)での3ランを含む3安打4打点の活躍がインパクト大。先発投手としてローテーションを守る傍ら、「主砲」と呼ばれた。

『泥試合』

雨中の甲子園で行われたセ・リーグのCSファーストステージ第2戦。約1時間遅れで強硬開催された試合は、どしゃぶりの雨と阪神園芸もお手上げのグラウンド状況の中で、まさにユニフォームが泥まみれになる球史に残る“泥試合”に。4時間35分の熱戦を勝利したのはDeNAだった。

AERA dot.
あえらどっと

朝日新聞出版が運営するニュース・情報サイトです。

この著者の記事一覧はこちら
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT