いよいよバブルは最終局面にさしかかった 株を売って当面現金化する時期が近づいた?

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【11月15日 水曜日】日経225先物は、120円安の2万2310円。NYダウは、30ドル安の2万3409ドル。

優待目的保有のワタミ(7522)が4期振り黒字化報道で、110円高(7.7%)の1538円と大幅高。日本郵政は、16円安の1254円。日経平均は、351円安の2万2028円と6日続落。過去最高の16連騰したあとだけど、株価の方向性が直線的だな。

【11月16日 木曜日】日経225先物は、60円高の2万2100円、NYダウは138ドル安の2万3271ドル。

この大相場で、年初来安値更新中の日本郵政を寄付き1255円で1万株買う。しかし、下げ止まらず、22円安の1232円まで下げる場面があったが、大引けでは、9円安の1245円と戻したが、買値まで戻らず。配当利回り4%水準の1250円でも十分買えたな。日経平均は、322円高の2万2351円と7日ぶり反発。

ビックカメラ(3048)の株主総会出席の為、板橋区立文化会館へ行く。連続8回目。前期の業績は、過去最高益で今期予想も増収増益で過去最高利益を更新予定。インバウンドは、爆買いが減り、客単価は減っているが、数量増でカバー。インターネット通販は、2年間で利用客数は、4.3倍となっており、非家電分野(ドラッグストア、化粧品、お酒、おみやげ)の売上が伸びているそうだ。本日の株価は、13円高の1382円。

バブルの最終局面で見られるサインが市場に出てきた

【11月17日 金曜日】日経225先物は、180円高の2万2590円、NYダウは187ドル高の2万3458ドル。

優待保有銘柄のオエノンホールディングス(2533)は、9円高の344円と年初来高値を更新。日経平均は、45円高の2万2396円と続伸で引けたが、10時02分には、406円高まであったのに、14時32分には、32円安と乱高下し、振り回されている感じ。

【11月18日 土曜日】日経225先物は、140円安の2万2310円、NYダウは、100ドル安の2万3358ドル。1ドル112.09円、1ユーロ132.16円。

日本の株式市場は、バブルとはいえないが、今年の年初、15万円程度だった仮想通過のビットコインは、ついに1BTC(ビットコイン)90万円台を付けた。また16日、NYで競売にかけられたレオナルド・ダヴィンチの幻の絵が、史上最高約510億円(手数料など含む、4億5030万ドル)で落札されたりと、一部のマーケットは、明らかにバブル化している。

思えば、ゴッホのひまわりが日本で高額で落札されたのは1987年3月だったらしいが、美術品や絵画がバブル化するのは、バブルの最終局面にみられるサインと見ている。今のところ、来年の春頃までには、株主優待銘柄を除き、株式ポジションを大きく減らし、キャッシュ化しようかと考えている。

内田 衛 カリスマ投資家

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うちだ まもる / Mamoru Uchida

個人投資家。高校時代から株の取引を開始。平成バブル崩壊で多額の借金を背負うが、自力で全額返済して大復活。大学卒業後、大手生保勤務後、フリーに。FP資格を持つ。現在の運用資金は3億円以上。株式投資では中長期、低位株投資が基本。株式のほかに、株の利益で収益不動産投資も行う。2007年8月からは『オール投資』(現在休刊)で5年以上にわたり投資日記を連載、大人気を博す。

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