エジプトで武装集団が襲撃、死者300人規模に

シナイ半島北部ビルアルアベドのモスクで

[カイロ 24日 ロイター] - エジプト北東部シナイ半島で24日、武装集団が爆弾と銃でモスクを襲撃し、検察当局によると235人が死亡し、少なくとも109人が負傷した。

現時点で犯行声明は出されていない。エジプトではこれまで治安当局やキリスト教の教会などが襲撃の対象となってきたが、今回はイスラム教のモスクが襲われたことで、武装集団の戦略が変化している可能性がある。

襲撃を受けたのはシナイ半島北部のビルアルアベドにあるモスク。金曜礼拝の終了近くになり爆弾が爆発し、モスクの周囲を取り囲んだ約40人の武装集団が逃げようとした群衆に多方向から銃撃を加えた。

事件を受けトランプ米大統領は「世界はテロリズムを容認しない。テロリストの存在の根底にある過激思想を根絶し、テロリズムを軍事的に打ち砕く必要がある」とツイート。

その後、エジプトのシシ大統領に電話で哀悼の意を伝えるとともに、米国には「テロリズムに対する戦いでエジプトとの協力体制を強化する用意がある」と述べた。

エジプトでは2013年以来、治安当局が過激派組織「イスラム国」との戦いを続けており、数多くの兵士や警察官が犠牲になっている。

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