「従来型」のアドフラウドが一掃されないワケ

一掃は水虫の撲滅と同じくらい難しい

アドフラウドの一掃は難しい(写真:Besjunior / PIXTA)

アドフラウドの一掃は水虫の撲滅と同じくらいに、思いのほか難しい。ドメインなりすまし、無価値なトラフィック送信、広告在庫タイプの偽装などの従来型の手口が、いまだに後を絶たない。実は、こうした古いタイプのアドフラウドがいまもなくならない背景には、ブランドセーフティの重視やヘッダー入札の普及などの、最近の業界トレンドが関わっている。

この記事はデジタルマーケティング戦略に特化したメディア「DIGIDAY[日本版]」(運営:メディアジーン)の提供記事です

米BuzzFeedは10月18日、あるアドフラウドの実態を暴露するスクープ記事を発表。記事がSNSにて広くシェアされるなかで、広告業界に詳しいさまざまなメディアのジャーナリストらは、大手ブランドがいまだに従来型のアドフラウドの被害に遭っていることについて、特に注意を促した。

いまもしぶとく残り続けている手口のいくつかを、以下で見ていこう。

ドメインなりすまし

悪徳パブリッシャーが、アドエクスチェンジで自社メディアのURLを偽装することで、本来はほとんど価値がないインプレッションを広告枠のバイヤーに高く買わせる手口。たとえばアドエクスチェンジ上で、あやしいドメインyourwebsitesucks.comをディズニー傘下のスポーツ専門チャンネルESPNのドメインespn.comに偽装し、そのインプレッションを本物のESPNよりも低価格で販売することで、サイトレベルの安全性を調査せずに広告枠を安く手に入れようとするバイヤーから、金をだまし取る。

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