日経平均は7日ぶり反発、300円超上昇

「自律反発の域を出ていない」の声も

 11月16日、東京株式市場で日経平均は7日ぶりに反発した。前日の米株安や円高など外部環境が逆風の中で朝方は売りが先行。節目の2万2000円を割り込んで始まったが、下値抵抗線とみられた25日移動平均線(2万2000円05銭=16日終値)に到達し、調整一巡感から切り返す展開だった。写真は都内で昨年2月撮影

[東京 16日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は7日ぶりに反発した。前日の米株安や円高など外部環境が逆風の中で朝方は売りが先行。節目の2万2000円を割り込んで始まったが、下値抵抗線とみられた25日移動平均線(2万2000円05銭=16日終値)に到達し、調整一巡感から切り返す展開だった。前日まで6日続落したことから、逆張り志向の個人が押し目買いを入れたほか、後場は短期筋による先物買いも入り上げ幅を拡大させた。

TOPIXも反発し、1.01%高で引けた。東証1部の売買代金は3兆0829億円と高水準を維持した。セクター別では、その他製品やガラス・土石製品、情報・通信などが上昇率上位だった一方、鉱業や金属製品、石油・石炭などが下落率上位を占めた。企業の決算発表が一巡し、証券会社による投資判断や目標株価の引き上げで個別物色される銘柄が目立った。市場では「指数は大きく上昇したが、自律反発の域を出ていない。上昇モメンタムが崩れた後であり本格的な買いは入れにくい」(東海東京証券・機関投資家営業部部長の静間康禎氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、資生堂<4911.T>が上場来高値を更新した。ゴールドマン・サックスが投資判断を「中立」から「買い」に変更し、コンビクション・リストに新規採用したことが材料視された。今後12カ月の目標株価は従来の4600円から6200円に引き上げた。半面、AGS<3648.T>が続落。同社は15日、52万株の株式売り出しとオーバーアロットメントによる7万8000株上限の第三者割当増資を決議したと発表した。浮動株の増加に伴う需給悪化を懸念した売りが出た。

東証1部の騰落数は、値上がり1518銘柄に対し、値下がりが438銘柄、変わらずが79銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      22351.12 +322.80

寄り付き    21975.23

安値/高値   21972.34─22392.13

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1761.71 +17.70

寄り付き     1738.26

安値/高値    1737.72─1768.98

 

東証出来高(万株) 177416

東証売買代金(億円) 30829.95

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