日経平均は5日続落、利益確定売りに押される

一時は151円高も引け間際にマイナス圏に

 11月14日、東京株式市場で日経平均は、小幅に5日続落となった。利益確定売りが先行してマイナスで寄り付いた後、いったん押し目買いが入って切り返した。指数は一時151円高まで上げ幅を拡大し、2万2500円台を回復する場面があった。写真は都内で2015年4月撮影(2017年 ロイター/Issei Kato)

[東京 14日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、小幅に5日続落となった。利益確定売りが先行してマイナスで寄り付いた後、いったん押し目買いが入って切り返した。指数は一時151円高まで上げ幅を拡大し、2万2500円台を回復する場面があった。ただ、午後にかけてじりじりと上げ幅を削り、大引け間際にマイナス圏に沈んだ。

TOPIXは0.26%安の4日続落で取引を終了。東証1部の午前の売買代金は2兆9865億円だった。セクター別では金属製品が上昇率トップ。ゴム製品、その他製品がこれに続いた。半面、石油・石炭製品や倉庫・運輸関連、水産・農林などがさえなかった。

東京エレクトロン<8035.T>と京セラ<6971.T>のハイテク2銘柄の上昇が、日経平均に対して合計で約23円の押し上げ要因となった。一方、ファーストリテイリング<9983.T>とソフトバンク<9984.T>の下落が約25円押し下げ(訂正)に作用した。

個別株では、通期の連結業績・配当予想の上方修正を発表したメニコン<7780.T>や東洋炭素<5310.T>が急伸。メニコンは株式分割も発表し、上昇に弾みをつけた。一方、楽天<4755.T>は、主力事業が営業減益となったことを嫌気した売りが出て、さえない動きとなった。

市場では「企業決算が一巡してきた。業績の再評価を通じ、あらためて銘柄を選別していく局面ではないか」(日本アジア証券のエクイティ・ストラテジスト、清水三津雄氏)との声が聞かれた。

25日移動平均線からのかい離率が2%台半ばに低下し、日本経済新聞社による日経平均の13日の予想株価収益率(PER)は15倍を割り込んだ。一時の過熱感が和らいできたとの見方も聞かれるが、再び上昇基調に戻る手がかりにも乏しいとみられている。

東証1部の騰落数は、値上がり622銘柄に対し、値下がりが1338銘柄、変わらずが75銘柄だった。

*本文3段落目で、「ファーストリテイリングの下落が約16円押し下げ」を「ファーストリテイリングとソフトバンクの下落が約25円押し下げ」に訂正・修正しました。

日経平均<.N225>

終値     22380.01 -0.98

寄り付き   22342.93

安値/高値  22323.24─22532.3

TOPIX<.TOPX>

終値       1778.87-4.62

寄り付き     1781.61

安値/高値    1776.08─1786.84

東証出来高(万株) 173579

東証売買代金(億円) 29865.74

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