外資マネジャーはなぜ「即行動」を嫌がるか どんな環境下でも生産性が上がる3行動

拡大
縮小
段取りを考えることが大事です(写真 : Ushico / PIXTA)
多くの外資系企業は一般的な日本企業と異なり、結果を出せなければ大幅な降格・降給を提示されたり(実質上の退職勧告)、実際に指名解雇されてしまう可能性が高い。
そんな外資系企業でサバイブし、より上級のポジションへと上がっていくマネジャーたちが実践していることを、『MBA生産性をあげる100の基本』を上梓したグロービス経営大学院教授の嶋田毅氏が解説する。

究極の「生産性向上の鍵」はシビアな職場にある

『MBA生産性をあげる100の基本』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

外資系企業は、いわゆる「Up or Out(昇進か、退出か)」です。必然的に、生産性を高め、よいパフォーマンスをあげ続けることが必要になります。

現実には、いわゆる「ダークサイドスキル(裏技的仕事術)」を駆使したり、外国人のボス(上司)の機嫌をうまくとるといった要素も必要ではありますが、今回は正攻法とも言える、生産性を高めるために彼らがやっている、即効性のある行動を3つ紹介します。

これらは、本人自身がそれを実践することはもちろん、多くの場合、部下にもそのように指導することで、職場全体にレバレッジをかけていることがほとんどです。ぜひそうした仕事の技術を参考にしましょう。

次ページできる人が陥りがちな罠
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
猛追のペイペイ、楽天経済圏に迫る「首位陥落」の現実味
猛追のペイペイ、楽天経済圏に迫る「首位陥落」の現実味
ホンダディーラー「2000店維持」が簡単でない事情
ホンダディーラー「2000店維持」が簡単でない事情
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT