仕事の本当の面白さがわかってきた。
だから毎日が充実している。

仕事は厳しい。甘いものではない。だが、努力を続け、経験を積み、困難を乗り越えていくにつれ、仕事の本当の面白さがわかってくる。30代というのはおそらく、そんなときである。

責任の重さでプレッシャーはすごい
でも、だから頑張れる

野村 侑加さん
2005年 法学部卒業
雪印メグミルク
市乳事業部 商品企画グループ

果汁100%ジュースのシェアトップ※を誇る雪印メグミルクの「Dole(R)」。野村侑加さんは昨年からその「Dole(R)」の新商品企画やブランディングの主担当になった。

「4年前から先輩の下でサブ的に『Dole(R)』を担当していました。今度は私が後輩社員をリードしながら、シェアや売り上げを伸ばすためにどうするかを考える立場になったわけです。ものすごいプレッシャーです」

と言いながらも、野村さんの声は明るい。

実は「Dole(R)」は何年か前、競合商品にトップシェアを奪われた。そこでブランド価値向上とユーザー拡大のため2017年の3月、思い切ったブランド刷新を行った。「スムージー」や「糖分オフ」など、消費者ニーズに応える新規コンセプト品の市場投入や、既存品のテコ入れも実施し、ブランド全体を活性化させた。その結果、売り上げは前年対比で大幅伸張、シェアもトップの座に返り咲いた。

「自分へのご褒美は年に2回の海外旅行。心身のリフレッシュを図っています」

「Dole(R)」は米国ドール・フード・カンパニーのブランド。雪印メグミルクは同社と契約をし、日本で「Dole(R)」ブランドの飲料商品を製造販売している。そのため新商品を発売したりリニューアルしたりするときには、ドール社の許諾を得る必要がある。

「やり取りはすべてメールです。もちろん英語ですよ。以前は英語のメールを1通書くのに1時間くらいかかっていましたが、最近は40分くらいで書けるようになりました」

※インテージ社 SCI (全国消費者パネル調査)2017年上半期「100%果汁カテゴリー」

30代になってから、任されることも多くなった

以前はそうした業務はすべて先輩に頼っていた。しかし主担当になったからにはそうはいかない。野村さんは今、社内通信教育を活用し、オンラインで英会話を習っている。英語のビジネス文書の書き方も勉強中だ。

「昨年は研修の一環でビジネススクールに通い、論理的思考の仕方やマーケティングなどを勉強しました。商品企画の仕事には発想力が必要ですが、人に動いてもらうためにはロジックも必要。おかげで左脳が鍛えられました」

「Dole(R)」の主担当として年に2回、販売担当者など約150人の前で、事業戦略や商品戦略などについて説明する機会がある。「ド緊張します」と言うが、言葉の端々には自信も感じられる。

「20代のときはスキルが伴わず気持ちだけが先走りしていたような気がします。でも30代になってからはいろいろな経験を積み、任されることも多くなり、意見も通るようになってきました」

今年の10月、約2週間、欧州市場を視察して回った。海外出張はこれが初めてだったが、食品展示会や欧州各国のスーパーなどを精力的に見て回った。

「消費者ニーズの半歩先を行く商品を提案して『Dole(R)』商品をもっと盤石なものにしたいですね」

ただいま充実ライフ全開の野村さんである。

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