新体験!デルタ航空最新鋭機A350のスゴさ ついに長距離移動のストレスから解放される

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「デルタ・ワン スイート」は、全席がスライドドア付きの個室タイプ。高級感のあるプライベートな空間に、フルフラット時には最長2m5cmにもなるベッドシート。各シートにはPCなども置きやすい大判のトレイがセットされている。ホテルのように、サービスが不要な時には「Don’t Disturb」サインを表示でき、移動時間をたっぷり睡眠時間に充てたいというビジネスパーソンの需要に応えてくれている。食事は、和食・洋食のコースが選べ、人気の和食は事前オーダーが可能だ。

米系航空会社では最大級の18インチ(約45.7cm)の高解像度モニターは、プライベートシアター感覚で楽しめそう。ユンバーサル電源に高性能USBポート、個別に調整が可能な照明に、使いやすいスライド式の読者灯など、細かな使い勝手までこだわりが感じられる

1−2−1の席配列で、中央列の座席の頭上には荷物棚がなく広々としている。その分、窓側の頭上収納棚は、キャパシティを大幅にアップして、荷物の収納量を確保。全席が直接通路にアクセスできる座席配置ながら、中央の2列は仕切りを開ければカップルシートのような使い方もできるので、パートナーや家族で隣り合わせにしたいという時には便利だ。

エコノミーの延長線上ではない「プレミアムエコノミー」

デルタ航空A350型機の2番目の特徴と言えるのは、デルタ航空初となる本格的なプレミアムエコノミー座席「デルタ・プレミアムセレクト」が設けられたことだ。これは、エコノミーのワンランク上である従来の「コンフォートプラス」とは一線を画すものだ。

「デルタ・コンフォートプラス」は、座席の仕様はエコノミーと同様だが、足元が広く、リクライニング角度が最大1.5倍になるというのが主な特徴だった。一方、「デルタ・プレミアムセレクト」は、座席デザインが新しくなり、間仕切壁(バルクヘッド)によって独立した客室(キャビン)になっている。

シートピッチ(座席間隔)は最大38インチ(約96.5cm)、シート幅は最大19インチ(約48.3cm)と足元がさらに広くなった

シートは、ヘッドレストからフットレストまでが一体化したデザイン。ヘッドレストもフットレストも可動式のため、非常に快適だ。長距離路線では避けて通れないと思われていた、フライト後まで響く足や首の疲れが驚くほど軽減できる。機内に手持ちの枕やお気に入りのリラックスグッズなどを持ち込み、結局大荷物になるという面倒から解放されるのだ。

また、デルタ航空A350では、全クラスに高速通信が可能な2ku技術を採用した最新の機内Wi-Fi(有料)が導入されており、機内での書類作成やメールでのやりとりなど仕事が捗りやすいデジタル環境なのもうれしい。さらに、この秋からはフェイスブックのメッセンジャーやアップルのiMessageなどでスマートフォンを使ったテキストメッセージの送受信が無料になったから、ビジネスでもプライベートでも嬉しいニュースだ。

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