「戌の日」は何の日? イクメンとパパ消費

新しい父親像や新しい消費のかたちに、社会を見る

「昭和の父親」を反面教師として?

著者:水越康介(経営学者、首都大学東京准教授) 撮影:今井康一

最近、ドイツ日本研究所のフローリアン・コールバッハさんと一緒に、父親の消費行動(パパ消費)の研究をしている。

彼は最近父親になったということで、家族を取り巻く社会のあり方が気になってきたという。僕も似た環境にあり、では一緒に研究を、となった。

2010年には厚生労働省が「イクメンプロジェクト」を打ち出し、「育児を楽しむパパ」を推進し始めた。

今回の参議院選挙では、大きな争点にはならなかったようだが、超党派によるイクメン議連は話題になったし、ファザーリング・ジャパンをはじめとしたNPO活動も活発だ。

限られたヒアリングではあるが、多くの父親が、自身の父親とは違う、新しい父親像を目指しているようだ。父親がどういう人だったのかを尋ねると、「典型的な昔の父親」、「昭和の父親」という表現をしたりする。反面教師という言葉もあった。

次ページ今度は「イクメン疲れ」のような現象も?
関連記事
Topic Board トピックボードAD
人気連載
Trend Library トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチAD
カカクコム<br>優良児のつまずき

食べログ、価格.comを運営するカカクコム。営業利益率は50%近い超優良児だ。今年2月に上場来初の業績下方修正を発表し、株価は低迷。クチコミビジネスが直面する課題に迫る。