日経平均、「アベノミクス相場タイ記録」達成

19日も上昇なら「13連騰」で最長記録更新

 10月18日、東京株式市場で日経平均は12日続伸。取引時間中の年初来高値を連日で更新した。前日の米ダウが一時2万3000ドル台を付けるなど、米国株の上昇基調が止まらず、リスク選好ムードが優勢となった。写真は2012年6月、東京証券取引所で撮影(2017年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 18日 ロイター] -

東京株式市場で日経平均は12日続伸。取引時間中の年初来高値を連日で更新した。前日の米ダウ<.DJI>が一時2万3000ドル台を付けるなど、米国株の上昇基調が止まらず、リスク選好ムードが優勢となった。高値警戒感がくすぶる中、一時下げに転じる場面があったが後場に持ち直した。12連騰はいわゆる「アベノミクス相場」の連騰記録で最長タイとなる。

TOPIXは小幅ながら8日続伸。東証1部売買代金は前日比10.5%減の2兆2840億円だった。セクター別では医薬品、陸運が上昇率上位にランクイン。下落率トップは海運で、鉄鋼がこれに続いた。

TOPIXコア30は前日比0.44%高。TOPIX(0.07%高)を上昇率で上回り、大型株が選好される地合いがきょうも続いた。対照的にJPX日経中小型株指数<.JPXNKMSC>は0.56%安。東証1部全体では値下がり銘柄数が約6割に上った。

2012年11月以降のアベノミクス相場において、日経平均は15年5月15日─6月1日の12営業日続伸が連騰記録として最長だったが、今回これに並ぶ格好となった。短期的な過熱感が意識され買い一巡後は軟化したものの、下値は限定的だった。

水戸証券投資顧問部チーフファンドマネージャーの酒井一氏は「衆院選でのポジティブな結果への織り込みが進んでおり、日本株も過熱感が強まっている。今後は日柄的な調整が見込まれる」と指摘。ただ、利益確定売りが出やすい地合いにある中で、9月中間期企業決算が良好な内容になるとの期待が日本株の下値を支えるとみる。

個別銘柄ではコムチュア<3844.T>が急伸し年初来高値を更新した。17年4─9月期業績予想を17日、上方修正すると発表したことが材料視された。半面、米司法当局から米国顧客に販売した製品の仕様不適合に関する書類の提出を求められたと前日に発表した神戸製鋼所<5406.T>が反落した。

東証1部の騰落数は、値上がり717銘柄に対し、値下がりが1226銘柄、変わらずが88銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      21363.05 +26.93

寄り付き    21374.66

安値/高値   21317.67─21402.76

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1724.64 +1.27

寄り付き     1724.81

安値/高値    1720.75─1726.44

 

東証出来高(万株) 135776

東証売買代金(億円) 22840.97

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