中国共産党が党規約の改正案を承認したワケ

習近平総書記の思想を盛り込む狙い

 10月14日、中国共産党の第18期中央委員会第7回総会(7中総会)は、党規約改正案を承認した。習近平総書記(国家主席)の思想を盛り込む狙いがあるとみられており、18日に始まる党大会で最終承認に向け議論される見通し。写真は北京で10日撮影(2017年 ロイター/Jason Lee)

[北京 14日 ロイター] - 中国共産党の第18期中央委員会第7回総会(7中総会)は14日、党規約改正案を承認した。習近平総書記(国家主席)の思想を盛り込む狙いがあるとみられており、18日に始まる党大会で最終承認に向け議論される見通し。

国営メディアによると、総会コミュニケは習指導部1期目の5年間を高く評価し、反汚職運動の成果を特に強調する内容となった。ただ、党規約に新たに加わる文言は明らかにしていない。

習氏は、自身の名前が党規約に明記されるかどうかで権威が評価されることとなる。江沢民元総書記と胡錦濤前総書記は党規約を改正し、自身の思想を盛り込んだが、名前は記載されなかった。

コミュニケで歴代指導者の理念に触れている部分では、「習近平総書記による一連の重要演説の精神と国家統治の新理念、新思想、新戦略」と記されており、この表現が規約で採用される可能性がある。

共産党はまた、ややゆとりのある社会の建設と改革・法支配・党規律の強化に向けた全面的な取り組みを示す習氏の「4つの全面」という概念ともに、党の発展と社会の若返りに重きを置く「4つの偉大」を推進してきた。

総会は、すでに党籍剝奪の処分を受けている孫政才・前重慶市党委員会書記など、規律違反で失脚した複数の元高官の調査に関する中央規律検査委員会の活動報告案も承認。

習氏は18日開幕の党大会冒頭で基調報告を行う予定。

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