目標を立て、まず自分が動く。
そうすればチャンスは必ずつかめる。

ただ待っているだけでは、チャンスをつかむことはできない。つねに目標を意識し、自分からアクションを起こし、十分な準備をしておく。そうすればどんな舞台でも、きっとチャンスをつかめるはずだ。

背伸びしなければならない環境に身を置く

田中 智之さん
2014年 国際関係学部卒業
伊藤忠商事株式会社
機械カンパニー
航空宇宙部

昨年の冬、田中智之さんはボーイング社の大型ヘリコプター6機を採用する大型商談を、中核メンバーとしてまとめ上げた。

「航空機は営業を始めて契約に至るまで複数年かかるのが通例で、このときの商談も先輩方が種をまいていてくれたから実を結んだものです。それでも入社時と比べると、少しは成長できたかなと思えるようにはなりました」

高校2年のときに1年間、カナダに留学した。そのときから、肌感覚として海外のほうがしっくりする感じがしたので、将来戦う場所は世界にしたいと思うようになった。

そしてつねに目標を持ち、「ちょっと背伸びしなければいけないレベルの環境に身を置くようにしてきました」という。立命館大学の国際関係学部に入り、最短4年で日米二つの学位を取得する学部共同学位プログラムで留学したのもその思いを貫くためだった。

「アメリカン大学での2年間は、確かに大変でしたが、得たものは計り知れません。現地の学生と同様に英語で論文を書き大量の課題図書と向き合う毎日。授業ではつねに『あなたはどう思うのか』と問われました。また、ワシントンDCという好立地をいかし、さまざまな人脈をつくり、学生活動やインターンシップなどを通じつねに国際情勢のダイナミズムを感じていました。その経験が今に生きています」

今日の自分は昨日の自分に勝っているか

伊藤忠商事に就職したのも、高いレベルを目指す人たちと一緒に世界の舞台で仕事をしたいと思ったからだ。そして今、航空宇宙部という花形部門に身を置き、世界を飛び回っている。入社後、最初の上司は、アメリカン大学留学時に交流のあった駐在員だという。

「昨年から災害時などに使われる大型ヘリコプターの主担当になりました。当社には若手にも仕事を任せて経験させ、『現場』を重視する社風があります。担当するヘリコプターなら、プロペラの音を聞けばすぐわかります。災害派遣などで飛んでいるところをニュースなどで見ると、自分の子供が活躍しているような誇らしい気持ちになりますね」

入社2年目のとき、語学研修で半年間タイに滞在。勉強の合間にいろいろなところを見て回り、人脈もつくった。それをベースにタイで新しいビジネスを構築するのが、今の目標だ。

「グローバルな舞台でビジネスをつくるのが商社の仕事。向上心を忘れず、つねに目標をもって準備しておけば、必ずチャンスをつかむことができます。自分に負けたくないという気持ちがあるから頑張れるし、今日の自分は昨日の自分に勝っているといつも思えるように努力を続けたいですね」

田中さんが扱った大型ヘリコプターが人命救助や災害支援のために東南アジアの大空を飛ぶ。そんな日が来るのも遠い先のことではなさそうである。

次ページ世の中にないグローバルニッチなものをつくりたい
資料請求
お問い合わせ
立命館大学 入学センター
立命館大学の入試情報サイト
立命館大学ホームページ