嫌われる人の「会議の発言」、よくある7大NG 「強引すぎ、すぐに便乗…」あなたは大丈夫?

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最後は、会議に参加しているのに「発言しよう」とする意思がない、「発言しない」ことです。

発言できなくても、自分の意見を考えること

【7】最初から最後までほぼ無言、まったく発言しない

せっかく会議に参加しているのに、最初から最後までほぼ無言、まったく発言しない人も、ときどきいますよね。

もちろん、発言しづらい会議もあるかもしれませんが、まったく発言しないと、結局は、「あの人、デキないよね」というマイナス評価をまわりに持たれかねません。

【「嫌われる人の会議の発言」7つのNG】
・「自分の意見」に固執し、無理に押し通す
・「発言内容」ではなく「相手そのもの」を否定する
・「人の意見をさえぎる」ように発言する
・ダラダラ話して、みんなの「貴重な時間と場」を奪う
・「まわりに合わせた意見」ばかり発言する
・「特にありません」しか発言しない
・最初から最後までほぼ無言、まったく発言しない

以上、「嫌われる人会議の発言」を挙げてみました。

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最近は、会議中なのに、頻繁にスマホをチェックするなど「会議中なのをわかっていますか?」と疑いたくなるような言動をする人も増えています。足をすぐにブラブラさせたり、貧乏ゆすりをしたりするのも同様です。

こういう行動は自分で思っているよりも、まわりは気づいているもの。退屈な会議ほど、ちょっとした言動が目立つものなので、注意が必要ですよね。

たかが会議、されど会議―――。会議での「話し方」「聞き方」で、自分の評価は大きく変わることも多々あります。

「嫌われる話し方&聞き方」にならないように、行動や発言にちょっと気をつけるだけで、会議も円滑に進み、まわりとのコミュニケーションもグッとよくなるはずですよ!

魚住 りえ アナウンサー

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うおずみ りえ / Rie Uozumi

フリーアナウンサー。元日本テレビアナウンサー。ボイス・スピーチデザイナー。大阪府生まれ、広島県育ち。1995年、慶応義塾大学卒業後、日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティー、情報番組などジャンルを問わず幅広く活躍。代表作に『所さんの目がテン!』『ジパングあさ6』(司会)、『京都心の都へ』(ナレーション)などがある。2004年に独立し、フリーアナウンサーとして芸能活動をスタート。これまでおよそ500本の作品に携わる。とくに各界で成功を収めた人物を追うドキュメンタリー番組『ソロモン流』(テレビ東京系列)では放送開始から10年間ナレーターをつとめた。各局のテレビ番組、CMのナレーションも数多く担当し、その温かく、心に響く語り口には多くのファンがいる。また、およそ30年にわたるアナウンスメント技術を活かした「魚住式スピーチメソッド」を確立し、現在はボイスデザイナー・スピーチデザイナーとしても活躍中。声の質を改善し、上がり症を軽減し、相手の心に響く「音声表現」を教える独自のレッスン法が口コミで広がり、「説得力のある話し方が身につく」と営業マン、弁護士、医師、会社経営者など、男女問わず、さまざまな職種の生徒が通う人気レッスンとなる。現在は、定期的に10~15人を募集し、スクールでグループレッスンを行っている。魚住式スピーチメソッド

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