若狭氏「輝照塾」開講、小池知事が語ったこと

「私はまず、東京を変えていきたい」

政治塾「輝照塾」の第1回講義の講師を務め、塾長の若狭衆院議員(右)と握手する小池都知事(16日午後、東京都中央区で)=高橋美帆撮影

東京都の小池百合子知事側近の若狭勝衆院議員(無所属)が設立した政治塾「輝照(きしょう)塾」の開講式が16日、東京都内で開かれ、約200人の塾生が出席した。

若狭氏は、民進党を離党した細野豪志・元環境相らと年内に新党を結成する方針で、塾生の中から次期衆院選に出馬する新党の候補者を選ぶ考えだ。

開講式に講師として出席した小池氏は「私はまず、東京を変えていきたい。国政は、皆さん方が学び、改革の志を持ってしがらみのない政治を進めてほしい」と述べた。

政治塾は来年2月まで月1回のペースで計6回開催する。毎回、講師を招くことにしており、次回は静岡県の川勝平太知事が務め、細野氏にも打診中だ。

塾生は、600人の応募者の中から、若狭氏らが書類選考や面接で約200人に絞り込んだ。若狭氏によると、このうち4割以上が女性で、現職の地方議員や元国会議員も含まれている。全体の6割が政治家志望で、次期衆院選への出馬の意思を明確にしている塾生も多いという。

次期衆院選の候補者については、塾で実施する少人数の討論会などを参考に、半年かけて選ぶ方針だ。しかし、年内など早期に衆院解散となった場合は、選考方法を面接などに簡略化することも検討している。

小池氏はこの日、自身は今後も都政に専念し、新党結成を目指す若狭氏の側面支援に徹する考えを繰り返し強調した。ただ、若狭氏は、新党と小池氏が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」の関係について「ベースは全く同じで、その意味では二人三脚だ」と説明しており、自民党内からは「いざ衆院選となれば、小池氏が新党の全面支援に乗り出すだろう」(幹部)と警戒する声も出ている。

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