バーミヤンが19種類のラーメンを揃える理由

外食チェーンの異業種ラーメン戦争が過熱

マニアックなところもカバーするバーミヤンのご当地ラーメン(写真:筆者提供)

「バーミヤン」。桃をあしらったロゴが特徴的な中華レストランだ。すかいらーくグループに属するファミレスチェーンのひとつとして、全国に約330店を展開する。王将フードサービスが運営する「餃子の王将」(約710店)やイートアンドの「大阪王将」(約350店)などの中華料理系チェーンとも一部で競合している。

新メニューに6種類のご当地ラーメンが登場

そのバーミヤンがこの9月、一気に投入した新メニューが6種類のご当地ラーメンだ(一部店舗は除く)。「札幌味噌」「喜多方」「博多とんこつ」「富山ブラック」「肉盛り徳島」「【名古屋】台湾」(名古屋発祥の台湾辛味ミンチ)など、現地に行かなくても各地のメニューが楽しめる。日本全国で名高い定番からちょっとマニアックなところもカバーするメニューを取りそろえた(一部は期間限定)。

バーミヤンといえば、麻婆豆腐や青椒肉絲(チンジャオロース)、エビチリ、油淋鶏(ユーリンチー)などの中華料理の定番メニューが軸。ただ、ここ最近はラーメンの展開が目に付く。もともとグランドメニューにある「バーミヤンラーメン」が人気だったが、昨年開催したラーメンフェアの好評を受け、本格的で素材にこだわったラーメンメニューを拡充している。時期的なムラも出ずに一定に売れており、リピーターが多いのが特徴のようだ。

実は今回のご当地ラーメン6種類を加えると、バーミヤンが取りそろえるラーメンメニューは計19種類にも及ぶ。「ネギラーメン」「ワンタン麺」「五目麺」「とんこつラーメン」「担々麺」「酸辣湯麺(スーラータンメン)」――などもある。

これはたとえば、関東エリアで8種類のラーメンメニューを展開する「餃子の王将」だけでなく、それぞれ12種類のラーメンメニューをラインナップする「日高屋」(約400店、ハイデイ日高が運営)や「幸楽苑」(約540店、幸楽苑HDが運営)よりも幅広い。つまり、バーミヤンのラーメンのメニュー数は、ラーメンチェーンの2大巨頭ともいえる日高屋や幸楽苑をしのぐということだ。

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1976年に創業し、90年代の渋カジブームを牽引したビームスが今も元気だ。創業以来赤字知らず。40年、最先端を走り続けられる秘密は何か。設楽洋社長への独占インタビューを掲載。