「安倍首相は2年未満で退陣」というジンクス 今は北朝鮮と民進党が「助けている」だけ?

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夏の終わりは、秋競馬の始まりをも意味している。

今週末からは中山開催だ。最初はグー、ではなくて京浜杯AH(オータムハンディキャップ、中山競馬場10日11R、G3)から行ってみよう。

同レースは秋競馬の「キックオフ」であると同時に、サマーマイルシリーズ(夏のマイル王者決定戦)の最終競争でもある。中山マイル戦は高低差があって、直線が短い。夏競馬の福島や新潟とは勝手が違うのでご用心。

京成杯AHは、中山に強いステイゴールド産駒で

ということで、京浜杯AHの本命はグランシルク。このところ2着、3着の成績が続いているが、3連複の軸にはちょうどよい。2014年、15年とこのレースを制した田辺裕信騎手への乗り替わりも好材料。思い切って3連単の頭にしてもいいんじゃないだろうか。

対抗はマイネルアウラート。前走の中京記念(7月23日、中京競馬場11R)で惨敗しているが、夏場に弱い馬なのでこの季節は狙い目ありだし、右回りのレースも得意なのである。そして穴馬はオールザゴーで、これまた前走関屋記念(8月13日、新潟競馬場11R)でボロ負けしたので低人気だが、斥量53キロは恵まれている。

わはははは、どうだ3頭全部ステイゴールド産駒だぞ。中山競馬場は「ステゴ産駒」に限る。何なら3頭ボックスのワイドでも、結構いい配当になるかもしれない。などと、秋競馬の到来を心から喜ぶ週末なのであった。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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