「普通の週末」に海外旅行で非日常に浸る極意 勝負は金曜日の夜から始まる!

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仕事が終わったらまっすぐ空港へ

頻繁に旅行をするようになるまでは、金曜日の夜は毎週飲み会でした。しかし、リーマントラベラーになってからは金曜日の夜は空港へ向かい、土曜の朝を海外で迎える生活に変わりました。

航空券を選ぶときは、必ず金曜日の夜発の飛行機を選ぶようにしています。そうすることで週末を誰よりも早く始めることができるからです。羽田空港は24時過ぎでも飛行機があるため、東京からはもちろん、地方からでも金曜夜に地元を出発してその日中に羽田に着くことができれば、深夜発の便に十分間に合います。

金曜日の夜に出発すれば、週末だけでも十分(写真:筆者提供)

また、現地でホテル探しに時間を費やすのは致命的なタイムロス。そのためホテルは必ず事前に予約します。いつもホテルは1日目の最後のアクティビティ(たとえばナイトクラブ)の近くか、2日目の最初のアクティビティ(たとえば電車移動なら駅)の近くに取るようにし、無駄な移動時間が省ける場所で選定。また十分な睡眠も短期の旅行には欠かせないので、ドミトリーではなく個室のビジネスホテルにいつも泊まっています。

さりげなく、入念なアナウンスをせよ

仕事は必ず日本に置いていく

海外旅行中に仕事が発生!ホテルにこもって緊急作業……なんてならないためにも、出発前には周りに旅行に行くことをアナウンスして、仕事を引き継いでから行くようにしています。また、僕は同僚に仕事を引き継ぐだけでなく、普段のメールを活用し、“さりげなく”入念なアナウンスをするようにしています。

たとえば、旅行に行く2週間前から、メールの署名欄の上に「※大変恐縮ながら、○月○日~×日までお休みを頂戴します」という文言を入れます。そうすることで怖い先輩にもさりげなく休むことを知らせることができるのです。

ただし、あまりに休暇をアピールしている感じになると角が立つので、いつもメールの文字のサイズより少し文字を小さくしてその文言を入れています。さすがに取引先には送りませんが、社内に送るメールには必ず追加しています。

また、旅行中はメールを自動応答にして、いつからいつまでお休みを取っているためすぐに返信できない旨を自動で伝えるように。もちろんその場合の問い合わせ先も明記し、旅行中に仕事がスタックしないようにしておきます。

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