米大統領、テキサス州訪問で指導力を誇示

ハービー上陸地点近くの街を訪問

 8月29日、トランプ米大統領は大型ハリケーン「ハービー」が直撃した南部テキサス州の被害状況を把握するため、現地を訪れた。政府専用機に向かう大統領夫妻(2017年 ロイター/Carlos Barria)

[ヒューストン 29日 ロイター] - トランプ米大統領は29日、大型ハリケーン「ハービー」が直撃した南部テキサス州の被害状況を把握するため、現地を訪れた。大統領は就任後初となる大規模な自然災害の発生を受け、危機下の指導力が試されている。

25日の上陸後に熱帯低気圧となったハービーは記録的な豪雨を大都市ヒューストンにもたらし、大規模な洪水で都市機能をまひさせた。

ハービーの影響で少なくとも11人が死亡、数万人が自宅から避難している。影響はエネルギー市場にも及んでいるほか、被害総額は数百億ドルに上る見通しで、復興はトランプ大統領の現在の4年の任期中には完了しないとみられる。

トランプ大統領は、ハービー上陸地点近くのコーパスクリスティを訪れ、災害対策の模範となるような救助活動の実施を望むと当局者らに述べた。消防署を出た大統領は、被災した市民を前に演説し、「今回の被害は深刻だが、テキサス州はあらゆる事態に対応できる」と語った。

大統領はその後、緊急対策センターを視察するため、州都オースティンに向かう予定。浸水被害が続くヒューストンは訪問先に含まれていない。

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