戦車アニメファンも実感、進化する日本の防衛 吉崎 達彦が読む、ちょっと先のマーケット

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新潟記念は、トレイルブレイザーの単勝で

 さて、夏休みもそろそろ終わり。子供たちは宿題の仕上げに忙しい。そして夏競馬も今週末でフィナーレを迎える。新潟記念である。
 どうでもいいことだが、東富士演習場において「標的は○キロ先」などという説明を聞くたびに、「1キロか、アイビスサマーダッシュだな」「3キロか、そうか春天よりも少し短いくらいか」などと頭の中で換算していた。そのたとえでいくと、週末の新潟記念は2000メートルで、皐月賞や秋天(秋の天皇賞)と同じ距離。ヒトマル戦車が楽々と標的に命中させる距離だ。

 ということで、筆者の選択はトレイルブレイザー。7月7日には、同じ芝2000の七夕賞でマイネルラクリマに次ぐ2位に入っている。これまで武豊騎手騎乗で今一つの戦績が続いてきたが、北村宏司騎手騎乗で一皮むけた感あり。先週のエルムS、エーシンモアオバーは2着だった。複勝は取れたけれども、できれば単勝をきれいに当てて夏の終わりを迎えたい。次週の9月7日からは、わがホームグランド、中山開催が待っている。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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