サーフィンデビューはたった5400円で可能だ 文化系の男性こそ、まずは始めてほしい

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筆者は、4回目でボードに立てた。

そこからは、最初の成功イメージを持ちながら、安定して立てるよう、練習を繰り返す。滑り台を何度も繰り返す子供のように、すべる歓びを感じながら、立ったり、すっ飛ばされたりしているだけで楽しいのである。

約100分ほど楽しんだところで、この日は終了。さすがに、初めてのため、今まで使ったことない筋肉を酷使するので、最後のほうは踏ん張りがきかなくなり成功率も落ちてくる。

「明日は筋肉痛ですよ(笑)」

動く水の上をすべる楽しさを存分に味わえたのだから、とても心地良い筋肉痛であることは間違いない。

思った以上に波と遊ぶ感覚を楽しめた

次のステップは、ボートに立つ練習を何回かこなした後、ボードの上に寝そべって、波に向かって手こぎするパドリング、そしてターンへと進む。またレッスンを受けながら、波の種類やマナーなどを教わって知識も増やしていく。個人差はあるが、4回ほどレッスンを受ければ、あとはひとりで楽しむようになっていくという。

一宮には、プロサーファーや、レジェントな人たちも沢山訪れているのだが、みんなフレンドリーで初心者にも温かいまなざしで受け入れてくれる。とにかくみんな笑顔がいい。本当にまた来たくなる。

「日にちを置かずに繰り返したほうがいいですが、皆さん忙しいと思いますので、とにかく習慣化することが大切です。週に1回。せめて月に2回のペースで続けたいですね」

できるできないを超えて、思った以上に波と遊ぶ感覚を楽しめたサーフィンデビュー。暑い夏こそ始めたい。

次回は、「はじめてのサーフィン」の魅力について、今回レクチャーしていただいた岡野さんに詳しくお話を聞いてみた。

(取材・文:島崎昭光、撮影:PAK OK SUN)

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「OCEANS」編集部

メンズファッション&ライフスタイルの情報誌『OCEANS』は、 “37.5歳”をキーワードにした独自の切り口が支持を集め、2006年の創刊以来、多くの読者にご愛読いただいています。2017年1月にはデジタルメディアを大幅リニューアル。ファッションはもちろん、毎日の“オッサンライフ”をもっと楽しくするハウツー情報の配信だけでなく、「対話するWEBマガジン」をテーマに、スナップ、動画、イベントなども展開していきます。

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