若者にとって「草食男子」はむしろ褒め言葉だ

恋愛への積極性は結婚にどう影響している?

草食系男子のイメージは、決してネガティブなものばかりではありません(写真:kikuo / PIXTA)

「草食系」という言葉がよく使われるようになって久しい今、現代の若者の恋愛・男女交際への意識には、どのような傾向が見られるのでしょうか。明治安田生活福祉研究所が行った「男女交際・結婚に関する意識調査」の結果から、全国の15~34歳の恋愛・結婚に関する意識や実態について、恋愛・男女交際へのスタンスごとの傾向という視点でご紹介します。なお、本稿の「草食系」とは、「恋愛・男女交際に消極的・受動的」なスタンスを指します。

草食系男子はむしろポジティブなイメージ

まず、現代の若者は、恋愛・男女交際に「消極・受動的」なスタンスの男性、いわゆる「草食系男子」に対してどのようなイメージを抱いているのでしょうか。

草食系男子のイメージとしてあてはまるものを尋ねたところ、男女とも各年齢層で最も高い割合になったのは「ガツガツしていない」で、半数以上が挙げています。次いで、「デートに誘わない・告白しない」「異性と話すのが苦手」などが続きます。また、女性のほうが「頼りない」イメージを持つ人の割合が高くなっています。女性では年齢が上がるにつれ、「デートに誘わない・告白しない」「傷つきやすい」「恋愛以外のことで満たされている」の割合が高くなります。「異性と話すのが苦手」は男女共に年齢が上がるにつれ、割合が目立って低くなります。

以上の傾向を踏まえると、「草食系男子」という言葉には、恋愛に奥手というネガティブなイメージよりも、ガツガツしすぎていないという、どちらかといえば肯定的なイメージを持つ人が男女共に多いようです。

次ページ「草食系」はいったい何割?
関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
集中連載 電力の大問題<br>再生エネルギーの大競争

パリ協定を機に有力投資家も注目し始めた再生可能エネルギー。グーグル、アマゾンなどの巨大企業がしのぎを削る。中国も脱炭素化に本腰を入れる。出遅れた日本の対応は?