ドコモ、4─6月期の7%減益は「計画通り」

「コスト削減の成果は主に下期に出てくる」

 7月27日、NTTドコモが発表した2017年4─6月期連結決算(米国基準)は営業利益が前年比7.0%減の2782億円にとどまった。写真はロゴ、都内で6月撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 27日 ロイター] - NTTドコモ<9437.T>が27日発表した2017年4─6月期連結決算(米国基準)は営業利益が前年比7.0%減の2782億円にとどまった。償却方法の変更で前年同期の利益が押し上げられた反動に加え、販売関連収支の悪化やネットワーク関連費用の増加も利益を圧迫した。

吉澤和弘社長は会見で「減益は計画通りで、年間業績予想に対しては順調な進ちょくになっている」と説明。「減益は中間期まで続くが、コスト削減の成果は主に下期に出てくるので、年間の業績予想は確実に達成する」と語った。

前年の4─6月期は償却方法の変更などで利益が250億円上乗せされ、これが増益へのハードルを高くした。加えて、前年度の下期に始めた大容量プランなどの顧客還元策や後年度負担の軽減策も重荷となった。「前年度は後年度負担の軽減策を上期にあまりやらなかったが、今年度は通年フラットでやる」(吉澤社長)という。

売上高に当たる営業収益は前年比2.5%増の1兆1366億円だった。光通信サービスの収入増や、毎月の利用料金から一定額を割り引く「月々サポート」の割引影響の縮小が収入を押し上げた。

通期予想は据え置いた。営業利益予想は前年比1.6%増の9600億円で、トムソン・ロイターがまとめたアナリスト16人の予測平均値9764億円をやや下回る水準になっている。

(志田義寧)

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