地獄!婚活アプリ「魅力的な相手」の本当の姿

泡立つ血尿に苦しみ、揚句はストーカー扱い

婚活アプリで超有名IT企業の男性と出会った早百合。当初こそ慎重に相手を見極めていくつもりだったが、結局交際することに。ただ、その先には地獄のような日々が待っていた(写真:makaron* / PIXTA)

先日、一通のメールが届いた。

[鎌田さんの、『婚活アプリで詐欺師と「出会った」女性の顚末』という記事を拝読しました。私もこれに近い体験をしました。よろしければ、私のことも記事にしていただけませんか? 結婚詐欺の被害者の拡大防止につながればと思います]

事務所にやってきた伊藤早百合(39歳、仮名)は、髪の毛を後ろでひとつに縛り、シンプルなクリーム色のブラウスにひざ丈の紺色のスカートをはいた、落ち着いた雰囲気の女性だった。

「今日はお時間をつくっていただき、ありがとうございます」

そう言って深々と頭を下げ、言葉遣いも丁寧でしっかりとしている。名高いカソリック系の女子校に初等科から大学まで通い、卒業後は外資系の会社に勤め、キャリアを積んできたという。ただ、血色が悪いのが気になった。

婚活アプリで出会った超有名IT企業のお相手

8カ月ほど前、早百合はアプリを通じて吉田秀雄(40歳、仮名)と知り合った。

「実は友達がアプリで出会った男性と結婚をしたんです。私は結婚相談所で婚活をしていたんですが、なかなかいいお相手に巡り会えなかった。婚活場所を変えたほうがいいかなと思って、同じのアプリに登録したんです」

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登録すると、すぐにマッチングができた。秀雄は、3人目のマッチング相手。会うなり、まずは名刺を差し出してきた。名前を聞けば誰もがわかる大手IT企業に勤めていて部長職だった。その企業には、偶然にも学生時代の親友の夫が執行役員として働いていた。

「アプリでの出会いだったので、最初は経歴を疑ってかかる気持ちもあり、『友達の旦那さんもここで働いているんですよ』と話をサラリと振ってみたんです。でも、動じる様子もなく、『ああ、そうですか』って」

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