スマホ「音声アシスタント」機能は戦国時代だ

グーグル、アップルにアマゾン、サムスンも!

アップル、グーグルに加えてアマゾンまで、スマホの音声アシスタント機能の競争は激しさを増すばかりだ(撮影:編集部)

Amazon Echoに代表されるAI(人工知能)搭載スピーカーの登場によって、「AIとの対話で生活が便利になる」ことが期待されている。だがよく考えると、すでに多くの人がAIと対話し、日常生活をサポートしてもらっていることを忘れていないだろうか。

それはスマホの音声アシスタントである。電話をかけたり、スケジュールを確認したり、情報を検索したりといったスマートフォン上の操作を、話しかけることで行う音声アシスタントは、ある意味AIスピーカーの元祖ともいえる存在なのだ。

iOSに続き、アンドロイドも音声アシスタントを搭載

その代表的な存在として挙げられるのがアップルの「Siri」である。Siriは2011年発売の「iPhone 4S」に採用されていた「iOS 5」から標準機能として搭載されており、長年のiPhoneユーザーであれば、5年以上前から使っている、なじみ深い機能でもある。

当初は精度に難があり、実用性を求める使い方よりも、意外性のある会話を楽しむ、といった使い方がなされることが多かった。しかし、アップルは改善を継続的に進め、「iOS 9」ではユーザーの行動を先読みして操作してくれる「Proactive Assistant」を搭載するなど、機能は大幅に向上。現在では十分実用に耐える音声アシスタントへと進化している。

グーグルが5月より日本で提供を開始した「Googleアシスタント」(写真:グーグル)

一方グーグルも、音声アシスタントに力を入れている。グーグルは従来、音声によるWebサイト検索に力を入れてきたため、音声認識には定評があった。だが、AIによるアシスタント機能はアップルに後れを取っていた。

2016年、グーグルはアンドロイドOS(基本ソフト)を搭載したスマホ向けに音声アシスタント「Googleアシスタント」の提供を開始。日本でも今年5月より日本語版のGoogleアシスタントを提供しており、アンドロイドでも本格的に音声アシスタント機能が使えるようになった。

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