仕事ができない人に共通するヤバい口癖7つ 何気ない一言が先延ばし癖を助長する

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では、先延ばしの常習犯に共通する7つの「口癖」とは、いったい何なのか。早速、ご紹介していきます。自分がよく口にしていないか、もしくは、口に出してはいなくても内心つぶやいてはいないか、チェックしてみてください。

口癖1:「~だから、できない」

「今はおカネがないから、できない」「協力者がいないから、できない」など条件が整わないから「先延ばし」する方の口癖です。「あー、時間があれば旅行に出かけるのになあ」なども、同じ口癖といえます。「できない条件」をできるだけたくさん集めて、自分を納得させてしまいます。

口癖2:「~だったらどうしよう……」

こちらは心配だから「先延ばし」する方にありがちのものです。「失敗したらどうしよう」「無駄になったらどうしよう」などが典型です。「うまくいくかなあ」なども、同じ意味の言葉になります。

「今さら」とか言っていませんか?

口癖3:「今さら~」

これは年齢的に無理だから「先延ばし」する方の言い訳です。「今さらはじめてもモノになるとは思えない」「いい歳をしてそんなことはできない」、また「あと10年若ければやっていたのに」なども同じ部類です。決して戻ることのできない「時間」を理由に、「行動」をやめてしまいます。

口癖4:「もう少し学んでから……」

こちらは「今は」実力不足だから先延ばしする、あるいは、「もう少し技術を学んでから実行に移したい」「まだまだ自分はそっちの立場でやる実力はないので……」など、向学心の強い人、今まで人前で恥ずかしい失敗をあまりしたことがない人に見られがちな言葉の傾向です。こうなると絶対失敗しない準備をしているうちに、時間切れになってしまいます。

口癖5:「難しそう……」

難しそうだから「先延ばし」する方が漏らす一言です。「無理だよ」「難しそうだね」など、新しいことに挑戦するときに、難しいという前提をつくることで、自分を守ろうとします。思いどおりいかなかったときに傷つかないように予防線を張っているのです。その結果、中途半端に終わることが多いです。

口癖6:「あれもこれもやらないと……」

これは、思わずほかの仕事を処理するために発している言葉です。結果的に先延ばしをしてしまう人ですね!

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