米国株は雇用統計受け上昇、NYダウ94ドル高

ハイテク株や金融株などに「買い戻し」

 7月7日、米国株は上昇して終了。米雇用統計を手がかりに、投資家の間で米経済の健全性を巡る自信が強まる中、S&P総合500種は過去6営業日で最大の伸びを記録した。写真はニューヨーク証取の様子。先月2日撮影。(2017年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米国株式市場は上昇して終了。朝方発表された米雇用統計を手がかりに、投資家の間で米経済の健全性を巡る自信が強まる中、S&P総合500種は過去6営業日で最大の伸びを記録した。

6月の雇用統計は非農業部門雇用者数が22万2000人増と、市場予想の17万9000人増を上回り、米連邦準備理事会(FRB)が年内少なくともあと1回利上げするとの見方が高まった。ただ、賃金の伸びはさえず、必要に応じ利上げを踏みとどまることを可能とする余地をFRBに与えた格好だ。

スチュワート・フランケルの共同社長アンドリュー・フランケル氏は「速いペースでの利上げに対する懸念が後退し、最近売り込まれていた銘柄を求める動きとなった」と指摘。「雇用統計は全般的に好調だったものの、FRBがアクセルから足を離す程度に悪材料が混じっていたことが背景にあるとみられる」と語った。

トムソン・ロイターのデータによると、市場が織り込む12月の利上げ確率は48.9%となっている。

ハイテク株<.SPLRCT>は1.25%高。アップル<AAPL.O>、マイクロソフト<MSFT.O>、フェイスブック<FB.O>が軒並み上昇した。

ハイテク株は前週約3%下落したものの、年初来ではなお17%超値上がりしている。

金融株<.SPSY>は0.56%高。FRBが年内に利上げを実施する軌道に乗っているとの見通しが追い風となっている。

電気自動車(EV)のテスラ<TSLA.O>は1.42%高。第2・四半期末時点で約3500台が顧客に届ける手続きに入っており、第3・四半期の納車数として反映されると発表した。

騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が2.19対1、ナスダックが2.59対1でいずれも上げが優勢。米取引所の合計出来高は約57億4000万株と、直近20営業日平均の71億3000万株を下回った。

 

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 21414.34 +94.30 +0.44 21354.66 21425.82 21350.72 <.DJI>

前営業日終値 21320.04

ナスダック総合 6153.08 +63.62 +1.04 6111.21 6164.94 6111.21 <.IXIC>

前営業日終値 6089.46

S&P総合500種 2425.18 +15.43 +0.64 2413.52 2426.92 2413.52 <.SPX>

前営業日終値 2409.75

ダウ輸送株20種 9694.94 +118.78 +1.24 <.DJT>

ダウ公共株15種 702.04 +1.60 +0.23 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1054.90 +17.85 +1.72 <.SOX>

VIX指数 11.19 -1.35 -10.77 <.VIX>

S&P一般消費財 709.49 +5.81 +0.83 <.SPLRCD>

S&P素材 339.41 +1.74 +0.51 <.SPLRCM>

S&P工業 586.76 +4.36 +0.75 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 562.39 -0.31 -0.06 <.SPLRCS>

S&P金融 415.60 +2.31 +0.56 <.SPSY>

S&P不動産 196.00 +1.26 +0.65 <.SPLRCREC>

S&Pエネルギー 471.95 -0.45 -0.10 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 916.54 +5.18 +0.57 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 150.68 -0.58 -0.38 <.SPLRCL>

S&P情報技術 945.57 +11.70 +1.25 <.SPLRCT>

S&P公益事業 261.32 +0.37 +0.14 <.SPLRCU>

NYSE出来高 7.35億株<.AD.N>

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 20060 + 110 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物9月限 円建て 20020 + 70 大阪比 <0#NIY:>

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