親同伴も?就活への親の関与が高まっている

「親の意向」が就職先の決定に大きく影響

就職活動に親が一緒についてくる姿も見られるようになっている (写真:xiangtao / PIXTA)

就活用語に「オヤカク」という言葉がある。「親に内定承諾の確認をすること」を縮めた言葉だ。採用担当者の間ではここ数年、親の意向が就活生の就職先の決定に大きく影響していると感じるという。

親と相談しながら就活する学生が増えた

あるメーカーの人事担当者は「親に相談する子が年々増えてきていると感じます。昔は内々定受諾後に親に報告程度だったのが、最近では選考中からもたくさん相談をし、内々定後にも両親に相談しますと話す子が多くなっています。親が知っている企業か、親が安心できる企業かということは、非常に重要だと感じました」と実感している。

親が企業を信頼していれば、就活生が内定辞退する可能性が減少し、早期離職も防げる。そのため、企業はこの「オヤカク」対策を重視している。今回、「就活と親」に関するデータやコメントから、その実態を見ていきたい。

そもそも就活生は、就活の相談を誰にしているのだろうか。HR総研は、今年3月に「楽天みんなの就職活動日記」と共同で、2018年卒の就活生に対してアンケート調査を行った(結果の概要はこちら)。その中で「就職のことでよく相談する人」を聞いているが、最も多いのが「友人」であり、7割の学生が相談している。

「友人」と書くとゼミや研究室の友達のようなイメージがあるが、自由記述の回答を読むと「彼氏」や「彼女」が多く、「恋人」と書いた学生もいた。自分にとって大事な人に、将来について最もよく相談する、ということなのだろう。友人の次に多いのは「母親」で、39.4%の学生が相談している。続いて「大学の先輩」(33%)、「父親」(25%)、「キャリアセンター担当者」(25%)と続く。

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