最新版!大学別「就職人気企業」ランキング 旧帝大・早慶MARCHなど12校を集計

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回答数の多かった12大学の結果を見ていこう。一橋大学の1位は三菱地所。3位の三井不動産とあわせ、不動産が上位に入っている。総合商社も人気で、4位伊藤忠商事をはじめ、5大総合商社はトップ10入りした。

早稲田大学の1位は三菱東京UFJ銀行。2位第一生命保険、3位大和証券グループと、金融系がトップ3を占めており、トップ20位までにも多くの金融系企業が顔を出す。また、4位日本放送協会(NHK)、6位読売新聞社、7位テレビ朝日と、マスコミ企業がトップ10にランクインしているのも特徴的だ。

慶應義塾大学は1位の日本生命保険を筆頭に、9位までが金融系企業となっている。金融人気が際立つが、12位の野村総合研究所、15位の大和総研グループといった、シンクタンク系企業もランクインしている。

三菱東京UFJ銀が早稲田、明治、中央で1位に

明治大学は、1位三菱東京UFJ銀行、2位三菱UFJ信託銀行と、三菱系の銀行がトップ2を独占。3位にみずほフィナンシャルグループが続く。4位は東海旅客鉄道(JR東海)。5位の明治グループ(明治・Meiji Seikaファルマ)や9位ロッテグループなど、食品・飲料系企業の多くがトップ20位までにランクインしている。

法政大学の1位は損保ジャパン日本興亜。ここも金融系が強いが、2位SMBC日興証券や、4位りそなグループなど、ほかとは少し違う社名が上位に入った。

立教大学も1位は損保ジャパン日本興亜となった。こちらも金融系が強いものの、3位の全日本空輸(ANA)などの航空系企業や、4位博報堂/博報堂DYメディアパートナーズを筆頭に、広告代理店企業が多くランクインしているのが目立っている。

中央大学の1位は三菱東京UFJ銀行。2位はみずほフィナンシャルグループとなった。金融系や食品・飲料系企業が多い印象だが、そんな中、4位キヤノンマーケティングジャパン、7位タカラトミーグループといった企業が顔を出している。

日本大学は、1位がみずほフィナンシャルグループで、2位にはバンダイナムコエンターテインメントが続いた。こちらも金融系が強い一方、11位にタカラトミーグループ、13位にソニーミュージックグループなど、アミューズメントやエンターテインメント系の企業がランクインしているのが特徴的だ。

東洋大学は1位全日本空輸(ANA)、2位JTBグループ、4位ANAエアポートサービスなど、航空・運輸、旅行系企業が顔を出す。

青山学院大学は、1位の日本生命保険を筆頭に上位8位までが金融系企業となった。その中でも生保・損保企業の数が多い。9位テレビ東京、12位東宝、13位東映といった映像系の企業が上位に入っているのも特徴として挙げられる。

関西学院大学の1位はキヤノンマーケティングジャパンとなった。2位以下はやはり金融系企業が多い。関西にある大学だが、関西に本拠を置く企業は7位阪神電気鉄道、12位阪急電鉄の2社のみとなった。近年、東京の企業が地方でも採用活動を積極的におこなっており、そうした影響が出ているのかもしれない。

東京女子大学の1位は博報堂/博報堂DYメディアパートナーズとなった。2位のジェイアール東日本企画など、広告代理店の人気が高い。

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