62歳男、女児2人を性的虐待で懲役14年求刑

コンビニ経営者、小学生時代から数年虐待

福井地方裁判所

未成年の被害者への影響を全く考えない身勝手な行為

抵抗できない状態にあった福井県内の10代少女2人を暴行したなどとして、準強姦(ごうかん)などの罪に問われた福井市、元コンビニ店経営の無職八木繁俊被告(62)の論告求刑公判が19日、福井地裁(渡邉史朗裁判長)であった。検察側は「(少女が)小学生のころから性的虐待し動画で撮影するなど、未成年の被害者への影響を全く考えない身勝手な行為で極めて悪質」として懲役14年を求刑した。

検察側は論告で、日ごろから従業員を大声で怒鳴ったり殴ったりする被告を2人の少女は恐れ、抵抗できない状態にあったと指摘。少女1人には準強制わいせつにとどまると否認していることには「(被告の撮影した)動画の記録で行為は明らか」とした。

弁護側は「具体的で明確な拒絶の意思表示はなかった」とし、抵抗できない状態にあったとの認識は被告になかったと主張。「500万円と300万円の少額ではない被害弁償をしている」などとして寛大な判決を求めた。

起訴状などによると、同被告は2015年9月ごろ、経営していた市内のコンビニ店敷地内のプレハブ小屋で、少女2人にそれぞれ、性的虐待などにより抵抗できない状態にあることに乗じて暴行したり、わいせつ行為をしたりしたとされる。

同被告は、強姦罪や強制わいせつ罪、スマートフォンで動画を撮影したなどとする児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)罪などにも問われている。

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