王者カルビーが崩せないカラムーチョの牙城

ピザポテトを再開し、カラビーをやめたワケ

カルビー「ピザポテト」の販売が再開した

北海道産ジャガイモの不作を受けて、カルビーが4月中旬以降に販売を休止していた「ピザポテト」が、6月19日(月)から北日本・東日本エリアで再びスーパーやコンビニエンスストアなどの店頭に並び始めた。6月26日(月)からは中日本・西日本エリアでも販売再開となる見通しで、同じく休売対象だった「堅あげポテト ブラックペッパー」「ポテトチップス しあわせバタ~」も順次、販売を復活する見通しだ。

「早く販売を再開してほしい」「販売再開を待っています」。昨年夏の台風による被害を受けて4月10日に一部商品の休売を発表したカルビーのお客様相談室には、この2カ月間で1000件を超える問い合わせがあったという。中でも販売再開の要望が強かったのがピザポテトだ。6月15日に発表したカルビーのニュースリリースのタイトルは「『ピザポテト』復活宣言!」との文言があったぐらいである。

休売の陰に隠れた「終売対象」18商品

一方、4月10日に発表されたカルビーのニュースリリースには、当時あまり大きくは報じられなかったが、ポテチファンには見逃せない事実が記されていた。それはジャガイモ不足で販売を一時やめた「休売対象」15商品と一緒に載っていた「終売対象」18商品だ。

「終売」とは要は撤退だ。ジャガイモ不足には本質的に関係がなく、採算面であまり芳しくない商品ということだろう。多くが「ポテトチップス 瀬戸内レモン味」(中国・四国)、「ポテトチップス 博多めんたいこ味」(九州)、「堅あげポテト 関西だししょうゆ」(近畿・北陸)など一定地域に限定された独特な味を対象としていたが、全国的に売っていた商品も4つ含まれていた。

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ビームスの流儀

1976年に創業し、90年代の渋カジブームを牽引したビームスが今も元気だ。創業以来赤字知らず。40年、最先端を走り続けられる秘密は何か。設楽洋社長への独占インタビューを掲載。