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スマートな人が使うパスワードは一つだけ 管理ツールでストレスフリーと効率化を達成

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ITインフラが発達した現代では、時間や場所を問わず、仕事もオンラインショッピングも資産運用もできます。ビジネスパーソンを取り巻く環境は、公私ともに便利になる一方です。その一方、情報管理の基本であるパスワードはどうしているでしょうか? あなたがもし「面倒だから」という理由だけでパスワードを使い回しているのなら、それはあまりにも危険です。

リテラシーが高くても、やってしまう

スマートなビジネスパーソンは、私生活でも無駄がありません。移動中にスマホでショッピングを済ませ、飲み会のお店は予約サイトでスムーズに確保。週末の旅行もオンラインでチェックし、友人たちとの情報共有はSNSアプリ。

多忙な人ほどささいな無駄を省き、業務の効率化で捻出した時間をプライベートや自己研鑽に充てています。ですが、そんなビジネスパーソンでも見落としがちなのが、ネット上のパスワード管理です。

2016年12月に発表されたIPA(独立行政法人情報処理推進機構)の調査結果によると、「サービスごとに異なるパスワードを設定している」人は26.9%のみ。つまり70%以上がパスワードを使い回していることになります。また、パソコンの習熟度に応じて4段階で分類して見てみると、ネットリテラシーの低い層ほどパスワードの使い回しは多くなる傾向にありますが、ネットリテラシーの最も高い「レベル4」*のユーザーでも65%がパスワードを使い回しています。

さらに、「パスワードは定期的に変更している」人は23.7%、「パスワードは誕生日など推測されやすいものを避けて設定している」人は47.0%と、パスワードへの危機感の薄さが浮き彫りとなる数字ばかり。

*IPA調査における「レベル4」=非常に習熟している(パソコンを組み立てたり、トラブルが起きても自分で解決できるレベル)

悪意のある攻撃者は私たちユーザーがIDやパスワードを登録しているwebサービスや企業サイトなどのパスワードを、さまざまな攻撃手段を駆使して盗み取り、不正アクセスを試みます。パスワードが盗まれれば、そこからオンラインショッピングのアカウントが乗っ取られ、クレジットカードが使われてしまうことも考えられます。最悪の場合は、ネットバンキングの不正送金につながることも…。

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