ダイエット成功のカギは「スマホ連携」にある IoT機器でトレーニング結果まで記録する

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年齢を重ねてくると何らかの持病を持っている人も多いだろう。家庭で手軽に計測でき、健康の指針となるのが血圧だ。気づかないうちに高血圧が進んでしまうと、さまざまな合併症や病気を招くことになる。

とはいえ、毎日の血圧測定など面倒なことは勘弁したい。通常の血圧計は腕にカフ(腕帯)を巻きつけて、空気を入れて腕を圧迫する必要がある。このため、ひとりで測るためには、据え置きの大きなタイプが多く使いにくかった。

「上腕式血圧計 HEM-7600T」実勢価格2万1470円(写真提供:オムロンヘルスケア)

しかし、オムロンヘルスケアの「上腕式血圧計 HEM-7600T」(実勢価格2万1470円)は異なる。本体とカフが一体化したチューブレスタイプで、コンパクト。カラーはホワイトとブラックがある。有機ELディスプレーを採用したクールなデザインは2016年度グッドデザイン賞やドイツのiFデザイン賞2017を受賞しているほどに上質で、リビングなどに出しっぱなしにしても違和感はない。

使い方は簡単だ。本体に腕を通して、測定ボタンを押すだけで血圧の計測ができる。いちいち、カフを巻きつける必要もないため、朝の忙しい時間でも短時間で計測できる。簡単だからこそ、こまめに計測できるのが利点だ。

計測した血圧データはスマートフォンアプリに転送して、毎日の血圧をグラフで確認できる。血圧が高くなってきたら、塩分を控えたり、安静にしたりするなど、毎日の生活で気をつけられるのだ。

また、オムロンヘルスケアのアプリは活動量計や体組成計など同社製品と連動可能。計測したデータをまとめて管理できる。

アプリがトレーニングを支援してくれる

「Move It」直販価格3万6300円(写真提供:ソフトバンク)

健康のためには数値の管理だけでなく運動も大事。そこでトレーニングをIoTの力でサポートしてくれる機器を紹介しよう。

ソフトバンクがウェブサイト+Styleで販売している「Move It」(直販価格3万6300円)はスマートフォンと連動するIoTトレーニングデバイスだ。腕立て伏せ用、腹筋用、肩や二の腕、背筋のトレーニング用、そして、縄跳びの4種類の器具がセットになっており、それらにセンサーを内蔵したハンドルを接続してトレーニングする。

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