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戦略的IT基盤フォーラム2013 ビジネスを加速させる、 IT統合・クラウド基盤構築と標準化戦略

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[特別講演(大阪会場)]
積水化学のグローバルIT基盤構築について

積水化学工業
経営管理部 情報システムグループ長
寺嶋 一郎 氏

積水化学工業の寺嶋一郎氏は、同社のIT戦略や国内IT基盤の整備について解説した後、2008年スタートの中期計画から、レポーティングネットワーク、情報共有、推奨ERPの展開の3点をポイントに、グローバルでのIT基盤整備を検討し始めたと説明した。同社は海外子会社の決算期を統一するとともに、グローバル電子社員証を発行するなどして、インフラを構築。レポーティングネットワークで各社の売上速報がわかるようにし、基幹システムについては一斉更新が困難なため、各国・地域の状況に応じて標準ERPへの更新を進めているとした。さらに、グローバルのITガバナンス体制については、グローバル適用を想定したITルールを制定し、今後は海外拠点のシステム監査も始める予定であるとし、講演を終えた。

[特別講演(名古屋会場)]
加速するグローバル事業展開に対応した
IT基盤再構築

東海ゴム工業
情報システム部長
森永 聡 氏

M&Aで海外拠点を急増させている東海ゴム工業の森永聡氏は、IT基盤の再構築が喫緊の課題で、危機感を持って取り組んでいると強調。同社は盤石なIT基盤構築を目標に、IT部門の組織再編や中期IT戦略の策定を実施し、データセンターも建設した。国内についてはネットワーク構成を見直し、会社間で分断されていたネットワークを統合し高速化、冗長化、トラフィックの見える化を実現。グローバルネットワークも最適化を図り、高信頼性のIP-VPN網を基本に順次切り替え、海外データセンターの活用も開始した。さらに、海外拠点が増えていることに対応し、テレビおよびWEB会議システム、ファイル共有システムを導入。経営会議も刷新し、タブレット端末を用いたペーパーレス会議システムも取り入れたという。最後にIT基盤のグローバル人材育成への同社の取り組みを紹介し、講演を終えた。

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