「新任管理職」のリアルな悩みに答える一冊

書評:『課長ビギナーのFAQ』(佐々木常夫著)

課長、マネジャー、チームリーダー、主任・・・・・・「管理職」と呼ばれるポジションには独特の難しさやジレンマがあり、抱える悩みも多い。本書は、会社の中で初めてそういった地位に就くことになった人のための回答書だ。課長をはじめ、「管理職ビギナー」には数々の示唆に富んだ1冊といえる。

カリスマ上司が質問に答える

著者は、株式会社東レ経営研究所特別顧問の佐々木常夫。『そうか、君は課長になったのか。』『働く君に贈る25の言葉』(WAVE出版)などの著書で知られる、いわば“カリスマ上司”だ。本書は、さまざまな企業の課長にアンケートを行い、そこで寄せられた悩みに対して、著書が自らの経験も踏まえて答える形式になっている。

紹介される悩みは「ヒラ社員と管理職、何が変わりますか?」といった基本的なものから「年上の部下とうまくやるコツはありますか?」などのリアルなものまで多種多様。

まずは1章で課長の心構えと仕事を効率化するための仕事術について、2章では部下のマネジメント術について紹介される。そして、最後の3章で部下と信頼関係を築き、部長や本部長といった上司を味方につけるためのコミュニケーション術についてアドバイスが展開されている。

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