「アヒル型マウスピース」異例ヒットの舞台裏

大ヒット狙いではない「微妙な商品」が面白い

爪かみや指しゃぶりの癖を直す「ビターネイル」(筆者撮影)

ヒット商品を開発しようと、皆さん、知恵を絞り努力されています。できれば大ヒットさせたい、と大きな夢を持って商品開発に当たっている経営者さんがほとんどだと思います。

ところが先日取材で会った社長さんはちょっと変わっていました。大阪府門真市にあるアメージングクラフトという会社の芦田慎平社長です。その事務所には、これまで開発してきた商品が所狭しと置かれています。段ボール、靴ベラ、繊維品、マニュキア等々。ちょっと言い方は悪いですが、とりとめなくいろいろなものが並べられている感じです。

「売れる商品」ではなく「微妙な商品」

この連載の一覧はこちら

「いろんな商品がありますが、得意な分野はどのあたりですか」と、芦田社長に素直に聞いてみました。しばし考えて答えられたのが「うーん、面白そうなものは何でもやりますが、一言で言えば微妙な商品ですかね」とのこと。ターゲットは、売れる商品ではなく、微妙な商品とのことでした。

意外な顔をした筆者に、芦田社長が説明してくれました。「売れそうな商品は大手企業がやります。中小企業はそんなところでは勝負できません。売れるかどうか、微妙なところが狙い目です」。

言われてみればもっともです。そこで、実際に当社が開発した微妙な商品を教えてもらいました。

次ページ代表的な「微妙な商品」とは?
関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去1週間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチAD
ビジネスに効く!<br>教養としてのテクノロジー

AI、ブロックチェーン…今さら聞けないテクノロジーを解説。会計・英語に並ぶビジネスの即戦力スキルだ。米MITメディアラボ・所長伊藤穰一のインタビューを掲載。未来を見通す特集。