米国株式市場、ナスダックが最高値を更新

「恐怖指数」は2007年2月以来の低水準に

 5月1日、米国株式市場では、ナスダック総合指数が反発し、最高値を更新して取引を終えた。ニューヨーク証券取引所で撮影(2017年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米国株式市場では、ナスダック総合指数が反発し、最高値を更新して取引を終えた。この日公表された経済指標には弱さも見られたが、米アップル<AAPL.O>をはじめとしたIT株が上昇して同指数を押し上げた。ただ、ダウ工業株30種は続落だった。

アップル株は2日の決算発表を控え2%上昇。米マイクロソフト<MSFT.O>、フェイスブック<FB.O>、アルファベット<GOOGL.O>はいずれも値上がりし、S&P情報技術株<.SPLRCT>は0.9%高だった。

主要各社の決算発表が続く中、投資家は想定を上回る好業績を期待している。

トムソン・ロイター・エスティメーツによると、S&P総合500種に含まれる企業の利益は第1・四半期に13.6%増えたとみられ、2011年以来の高水準が見込まれている。

チェース・インベストメント・カウンセルのピーター・タズ社長は「企業利益はここ数年で最も良い水準で出てきている。投資家は好業績の企業を中心に株式へと引き寄せられている面がある」と指摘した。

投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)<.VIX>は、2007年2月以来の低水準だった。

米供給管理協会(ISM)がこの日発表した4月の製造業景気指数は54.8と前月の57.2から低下し、市場予想を下回った。米商務省が発表した3月の個人消費支出(PCE)は横ばいで、変動の大きいエネルギーと食品を除いたPCEコア物価指数は2001年以来初めての下落となった。

ジョン・ハンコック・インベストメンツのシニア資本市場リサーチアナリスト、マット・ミスキン氏は「5日の雇用統計の発表を前にした今日の経済指標の内容を受けて、投資家はやや神経質になっている」と述べた。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所が1.32対1、ナスダックも1.37対1で、いずれも上昇銘柄が下落銘柄を上回った。米取引所の合算出来高は約60億株で直近20営業日の平均である65億株を下回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 20913.46 -27.05 -0.13 20962.73 20976.62 20898.38 <.DJI>

前営業日終値 20940.51

ナスダック総合 6091.60 +44.00 +0.73 6067.56 6100.73 6061.35 <.IXIC>

前営業日終値 6047.61

S&P総合500種 2388.33 +4.13 +0.17 2388.50 2394.49 2384.83 <.SPX>

前営業日終値 2384.20

ダウ輸送株20種 9070.15 -27.48 -0.30 <.DJT>

ダウ公共株15種 699.58 -4.77 -0.68 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1015.43 +9.90 +0.98 <.SOX>

VIX指数10.11 -0.71 -6.56 <.VIX>

S&P一般消費財 717.23 +0.50 +0.07 <.SPLRCD>

S&P素材 332.77 -0.40 -0.12 <.SPLRCM>

S&P工業 567.30 -1.88 -0.33 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 563.65 -2.89 -0.51 <.SPLRCS>

S&P金融 392.76 +2.00 +0.51 <.SPSY>

S&P不動産 196.59 +1.22 +0.62 <.SPLRCREC

>

S&Pエネルギー 497.84 -1.11 -0.22 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 873.55 +1.29 +0.15 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 159.07 -1.26 -0.79 <.SPLRCL>

S&P情報技術 936.19 +7.86 +0.85 <.SPLRCT>

S&P公益事業 260.45 -1.71 -0.65 <.SPLRCU>

NYSE出来高 7.54億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 19365 + 55 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物6月限 円建て 19345 + 35 大阪比 <0#NIY:>

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