3月から本格化した就職活動もはや2カ月がたった。東洋経済オンラインでは、就活中の学生を対象に「就職ブランドランキング調査」を発表しているが、今回は理系学生に人気のある上位100社を発表する。ランキングは文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所の調査を基に作成した。
調査対象者は同社の就職サイト「ブンナビ!」に登録する、2018年春入社希望の大学生や大学院生だ。この調査は就活期間の前半と後半に行っており、今回は就活前半の調査結果の中から理系学生が入社したい100社を掲載する。
売り手市場の中でも、理系学生はさらに引く手あまただが、彼らはどんな企業に入社したがっているのだろうか。
今年も1位は食品・医薬に強い明治グループ
1位は昨年に続き明治グループ(明治・Meiji Seikaファルマ)だ。総合ランキングでは昨年の11位から順位を上げて9位に入った。明治グループのうち明治は、乳製品やチョコレートで業界トップである。
お菓子では「カール」「きのこの山」「アーモンドチョコ」など超有名ブランドを持つ。最近は健康志向に対応し、「R-1」などの機能性ヨーグルトが絶好調だ。
一方のMeiji Seikaファルマは、医薬品専門会社で抗生物質とうつ病薬に強い。ちなみに国産で初めて抗生物質を開発したのは、Meiji Seikaファルマ(当時の社名は明治製菓)である。
事業範囲が広いことや、学生も知っている多くの有名ブランド商品を持つこと、さらに研究開発力に優れていることなどが評価されて、学生の人気が高い。
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