米国株は反落、ゴールドマンやJ&Jが急落

仏大統領選など警戒、安全資産への流入続く

 4月18日、米国株式市場は、主要株価指数が反落して取引を終えた。米金融大手ゴールドマン・サックスが、決算内容を嫌気されて大きく売られた。2016年5月撮影(2017年 ロイター/David Gray)

[ニューヨーク 18日 ロイター] - 米国株式市場は、主要株価指数が反落して取引を終えた。米金融大手ゴールドマン・サックス<GS.N>や米医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)<JNJ.N>が、決算内容を嫌気されて大きく売られ、株価全体の重しとなった。

一方で、投票日が近づいてきたフランス大統領選や、米国と北朝鮮との間で高まる緊張感、英国での総選挙前倒しの動きなどを背景に安全資産への資金流入は続き、金や米国債が値上がりした。

ゴールドマンは4.7%安の215.59ドル。英国が欧州連合(EU)離脱を決めた直後の、昨年6月24日以来となる大きな落ち込みだった。株価は昨年11月29日以来の安値をつける場面もあった。この日発表した第1・四半期決算で、トレーディング収入が振るわず、利益が市場予想を下回ったことが悪材料視された。

J&Jは、3.1%安。売上高が医薬品の需要減を背景に市場予想を下回ったことなどから売られた。

リバティービュー・キャピタル・マネジメントのリック・メックラー社長は「ゴールドマンの決算は市場の失望を誘う内容だった。ほかの多くの銀行がまずまずの数字を出している分野で良くなかった」と指摘。「(四半期決算では企業の)売上高が伸びるとの楽観的な見方もあったが、序盤に発表になった業績からは、企業がコストカットで利益を出してはいるものの、売り上げ増には苦慮している様子が見えてきた」と述べた。

S&Pのヘルスケア株指数<.SPXHC>は1%安、金融株指数<.SPSY>は0.8%安。

米医薬品卸売のカーディナル・ヘルス<CAH.N>は11.5%値下がりした。ジェネリック(後発医薬品)価格の下落を背景に、通年の利益見通しを予想レンジの下限へと修正したことなどが嫌気された。

バンク・オブ・アメリカ<BAC.N>の決算では、利益が市場予想を上回ったが、終値は0.4%安だった。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所が1.11対1、ナスダックは1.27対1で、いずれも下落銘柄が上昇銘柄を上回った。

米取引所の合算出来高は約60億7000万株で、最近20営業日の平均である64億1000万株を下回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 20523.28 -113.64 -0.55 20561.39 20600.12 20462.28 <.DJI>

前営業日終値 20636.92

ナスダック総合 5849.47 -7.32 -0.12 5838.59 5860.04 5828.57 <.IXIC>

前営業日終値 5856.79

S&P総合500種 2342.19 -6.82 -0.29 2342.53 2348.35 2334.54 <.SPX>

前営業日終値 2349.01

ダウ輸送株20種 8933.10 -57.32 -0.64 <.DJT>

ダウ公共株15種 707.80 +1.63 +0.23 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 976.67 +4.11 +0.42 <.SOX>

VIX指数 14.42 -0.24 -1.64 <.VIX>

S&P一般消費財 696.15 +0.29 +0.04 <.SPLRCD>

S&P素材 323.78 -0.39 -0.12 <.SPLRCM>

S&P工業 555.03 -1.51 -0.27 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 570.72 +2.89 +0.51 <.SPLRCS>

S&P金融 383.27 -3.21 -0.83 <.SPSY>

S&P不動産 200.92 +0.54 +0.27 <.SPLRCREC>

S&Pエネルギー 505.94 -4.44 -0.87 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 848.88 -8.67 -1.01 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 166.09 +0.39 +0.24 <.SPLRCL>

S&P情報技術 896.64 -0.69 -0.08 <.SPLRCT>

S&P公益事業 263.89 +0.43 +0.16 <.SPLRCU>

NYSE出来高 7.62億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 18380 - 60 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物6月限 円建て 18330 - 110 大阪比 <0#NIY:>

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