元宝塚女優が26歳で引退・結婚を選んだ理由 こだわりまくるバレエダンサーの夫に決めた

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「料理習ったことないから――。肉も切り方とかあるんだろうなっていつも思いながら、わからないから・・・・・・適当に切るんです。男の料理っぽいでしょ」(あいさん)

実はあいさん、結婚するまで料理は一切したことがなかったという。

慣れない手付きで料理に挑む、あいさん

夜10時半。練習を終えた夫が帰宅。すると慣れない料理に奮闘中の妻の横で踊りだした。決して広くはないリビングだが、バレエダンサー夫は家でも予習復習を欠かさない。そんな夫を元宝塚妻は完全無視。料理する妻と踊る夫。なんともシュールな時間が続く中、夜中の12時。ついに、1日1食しかとらないバレエダンサー夫の食事が完成した。

その「おこだわり」のメニューが卵5つを使ったオムレツと、目玉焼き2個を乗せた十六穀米ほうれん草カレー、さらに山盛りのゆでたまごという卵だらけのディナープレート。なぜ、こんなにも卵尽くしなのか?

「最高!! これで、明日また跳べるね!」(伊坂さん)

観客を魅了する高い跳躍力を生み出すバレエダンサーの肉体。その良質な筋肉を作るため、夫はタンパク質を摂ることにこだわっているという。次々と卵料理を口の中に放り込んだ。あいさんの料理はちょっと不格好かもしれないが、夫の体を一生懸命に気遣った愛情たっぷりのメニューなのだ。

究極のおこだわり「Kタイム」とは…!?

食事が終わると時刻は夜中の1時を回っていた。元宝塚妻もさすがに眠たくなる頃だがここから、あいさんが結婚当初、最も困惑したという夫の「おこだわり」の時間が始まる。それは、「Kタイム」。毎晩のように熊川哲也さんのDVDを妻に見せながら、「ほら! ほら! ここまで(足が)上がっている! ほら! 何が難しいって、本番でこれができるかっていうのが難しいの!」(伊坂さん)。

その凄さを熱く語り続けるという、通称「Kタイム」。

「全部、拍手来る! 何をやっても拍手が来る!」(伊坂さん)

「毎日帰ってきたらずっと熊川さんの話ばっかりですし――。主人は本当に熊川さんが大好きでしょうがないんです」(あいさん)

実は夫がここまで熊川哲也にほれ込むのには、ある理由があった。

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