日本海側で初、福井県でクロウミガメを発見

定置網にかかり、松島水族館が保護

福井県高浜町沖で見つかったクロウミガメ(左)とアオウミガメ=25日、同県坂井市の越前松島水族館

日本海側で発見されたのは初めてか

東太平洋やメキシコ東部の沿岸に生息するクロウミガメが今月14日、福井県高浜町の沖合で定置網にかかり、同県坂井市の越前松島水族館が保護したことが25日に分かった。NPO法人日本ウミガメ協議会(大阪府)などによると、日本近海で確認されるのは珍しく、日本海側で発見されたのは初めてとみられる。

同水族館によると、高浜町の沖合約100メートルの地点に仕掛けた定置網にウミガメが入り込んでいるのを、同町の漁師、野口久之さん(70)と息子の裕司さん(39)が発見。連絡を受けた同水族館は、ウミガメは通常暖かい海に生息するため、衰弱の恐れがあると判断し保護した。クロウミガメを飼育する沖縄美ら海水族館などに確認し、21日に種類が判明。越前松島水族館は、黒潮に乗ってきたのではないかとしている。

甲羅の長さ約60センチ、体重約35キロで雌と推測される。保護時は少し衰弱していたが、けがはなく、現在は元気に他のカメや魚と同じ水槽で動き回っている。6月ごろの一般公開を検討している。

クロウミガメは甲羅の後端が細く、腹部全体が黒っぽいのが特徴。アオウミガメの亜種とする考えや別の品種との見方があるが、明らかになっていない。日本動物園水族館協会(東京都)によると、協会加盟の全国の水族館で飼育しているのは昨年末時点で3館の5、6匹程度という。

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