安倍首相「安全保障政策の根幹は自らの努力」

防衛大学校の卒業式で訓示

安倍首相は19日、防衛大学校(神奈川県横須賀市)の卒業式で訓示し、「自らの手で自らを守る気概のない国を誰も守ってくれるはずがない。安全保障政策の根幹は、わが国自らの努力だ」と述べた。

防衛大学校の卒業式で訓示する安倍首相(19日、神奈川県横須賀市で)=上甲鉄撮影

国内総生産(GDP)の1%にとどまる防衛費の増額も視野に、防衛力強化の必要性を強調したものとみられる。

安全保障上の脅威について、北朝鮮の核・ミサイル開発に加え、独善的な海洋進出を加速させる中国を念頭に「南西方面で外国軍機による領空接近が増加している」と指摘したうえで、「万が一、脅威が及ぶ場合には、断固として排除する」と明言した。

また、南スーダン国連平和維持活動(PKO)から撤収する陸自部隊について、「黙々と任務を果たす自衛隊を世界が称賛し、頼りにしている。今後も積極的平和主義の旗を掲げ、世界の平和と安定に力を尽くす」と強調した。

今年度の卒業生は、留学生を除いて380人(女性24人)。昨年の安全保障関連法が施行されてから初。自衛官にならない任官拒否者は昨年より15人少ない32人だった。

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