「スマホ成熟社会」の次は、どのような世界か

大きく動き出すのは2020年代半ば以降?

「B Dash Camp 2017 Spring in Fukuoka」のセッションの様子(筆者撮影)

現在のインターネットビジネスと切っても切り離せないのが、スマートフォンと、SNSなどのソーシャルだ。しかし、フューチャーホン、いわゆる「ガラケー」をユーザーの多数が使っていた頃には、今のようにモバイルで常に人と繋がり、あらゆるアプリを自由に選択してダウンロードできる世界が来るとは、想像できなかった人がほとんどだっただろう。

今は「ポストスマホ時代」前の踊り場

「スマホシフト」の効果はあらゆるビジネスに影響を与えたが、その次の大波がどのような形で押し寄せるのかは、誰しも関心が大きいところだ。今後のインターネットビジネスは何に影響を受け、どのように変容していくのか。3月16日から17日にかけて福岡で開催された招待制イベント「B Dash Camp 2017 spring in Fukuoka」の最初のカンファレンス、「インターネットビジネス、次に何がくる?」で、このテーマが扱われた。

モデレーターを務めたB Dash Ventures代表取締役社長の渡辺洋行氏は、「ポストスマホ時代の少し前くらいの状態で、まだ立ち位置が定まらない」と指摘する。

「スマートフォンの時代ってそろそろ終わりかかってるのではないかという問題意識があるが、それにもかかわらず大きなテーマのインターネットビジネスが生まれておらず、停滞期が長引いている」(同)

「スマホの次」として意識されているのは、当然VR(Virtual Reality 仮想現実)関連。色々なデバイスが出てきているが、まだ私たちの日常で用いられるイメージは湧かないことが現実だろう。

しかし、VR関連を強くプッシュするのは、gumi代表取締役の国光宏尚氏だ。「スマートフォンは便利とか言われるけど、全然そんなことない。ウーバーを呼ぶ時だっていちいち手で入力しないといけないし、レストラン予約とかでは絶望的に面倒」と指摘する。

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