日経平均は3日続伸、内需関連など買われる

一時70円超下げも、切り返し3日続伸

 3月13日、東京株式市場で日経平均は小幅に3日続伸した。前週末の米雇用統計発表後にドル/円が114円台と円高方向に振れたことで、主力輸出株は売りが先行した。写真は東京証券取引所で2012年5月撮影(2017年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 13日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に3日続伸した。前週末の米雇用統計発表後にドル/円<JPY=>が114円台と円高方向に振れたことで、主力輸出株は売りが先行した。10日に280円超高となった反動も重なり、下げ幅は一時70円超となった。ただ売り一巡後は内需・ディフェンシブ関連を中心に押し目買いが入り、切り返す動きとなった。

TOPIXも3日続伸。取引時間中の昨年来高値を更新した。業種別では電気・ガス、空運、陸運、情報・通信などが上昇率上位にランクイン。下落率トップは証券業で、鉄鋼、海運、石油・石炭がこれに続いた。東証1部の売買代金は1兆7724億円と商いは低調だった。

日経平均はプラス転換後、3月2日に付けた取引時間中の昨年来高値(1万9668円01銭)に迫ったものの、高値圏では戻り売りに押された。14―15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や15日のオランダ議会選挙を控え、全体相場は様子見ムードが優勢だった。

「今週発表されるとみられている米予算教書もどこまで踏み込んだ内容になるか不透明。具体的なものがなければ、米国株がもたつく可能性がある。足元では日本株が独自で上昇する理由も乏しい」(高木証券・投資情報部長の勇崎聡氏)との声が出ていた。

きょう算出が始まったJPX日経中小型指数<.JPXNKMSC>の始値は1万2787.71ポイント。前場中盤に12800ポイント台前半まで上昇したが、次第に軟化し、1万2786.66ポイントと始値をやや下回って取引を終えた。

個別銘柄では丹青社<9743.T>が大幅続伸。10日に発表した2018年1月期業績予想で、連結当期利益が前期比8.5%増と増益を見込んでいることが好感された。東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた諸施設の建設や都市再開発案件の増加などが期待されるという。年間配当予想も前期比8円増の30円とした。半面、10日に17年3月期の業績予想を下方修正したサクサホールディングス<6675.T>は軟調だった。

東証1部騰落数は、値上がり998銘柄に対し、値下がりが849銘柄、変わらずが157銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      19633.75 +29.14

寄り付き    19545.74

安値/高値   19531.51─19656.48

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1577.40 +3.39

寄り付き     1570.33

安値/高値    1569.34─1578.51

 

東証出来高(万株) 147180

東証売買代金(億円) 17724.41

 

(長田善行)

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