カメラファンの祭典で発見!「神レンズ」7選 横浜で開催「CP+2017」で凄かったモノたち

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レンズ前面から内部をのぞくと、中心部から周辺に向けて透過光量がなだらかに変化する「アポダイゼーション(APD)光学エレメント」が見える(写真:永山 昌克)

ミノルタ時代に設計された技術が

この技術は、そもそもミノルタ時代に設計され、その後ソニーに継承されたレンズ「135mm F2.8 [T4.5] STF」に採用されており、プロや愛好家から長年、高い評価を得ていた。それがミラーレス用のAFレンズとして生まれ変わった、といってもいいだろう。発売は4月。希望小売価格は税別18万8000円。

2. 手ブレ補正がすごい! タムロン「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A025)」

タムロン「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A025)」。手ブレ補正の駆動系パワーと制御性能を強化したことで、クラス最高の手ブレ補正効果を達成(写真:永山 昌克)

タムロン「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A025)」は、2012年に発売された「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD(Model A009)」の後継モデル。フルサイズに対応した大口径の望遠ズームである。

このレンズがすごいのは、クラス最高となる5段分の手ブレ補正効果を実現したこと。補正モードは、ファインダー像がピタリと静止する「MODE1」と、流し撮り専用の「MODE2」、シャッターが切れる瞬間のみ補正を行う「MODE3」の3種類が用意。MODE3で補正効果は最も高くなる。

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