マックとモスで「太りにくい」メニュー選び カロリーだけでなく栄養素も見ておこう

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「ポテトはジャガイモ。ジャガイモは野菜。ナゲットよりヘルシーなんじゃないの?」とは間違っても思わないように。糖質の多いジャガイモと油で揚げた“マックフライポテト”は、主な栄養素が脂質&炭水化物というおデブのもと。ハンバーガーだけでも高カロリーなのに、さらに炭水化物を上乗せするのは避けたいところです。

一方、原材料が鶏肉のチキンマックナゲットからは、タンパク質がとれます。ハンバーガーだけだとタンパク質不足になってしまうので、サイドメニューにチキンマックナゲットを選ぶことで補いましょう。ただし、いくらおいしくても食べすぎないように。

モスバーガーでは、どちらが良い? 

次はモスバーガー。「ソイモス野菜バーガー」と「モスライスバーガー彩り野菜のきんぴら」をピックアップしてみました。モスバーガーのヘルシーメニューといえば、国産うるち米を使ったモスライスバーガーと、大豆たんぱくを使用したソイパティ。どちらも健康に良さそうなイメージですが、あえて選ぶなら、どちらが良いのでしょうか。

カロリーはどちらも同じですが、太りにくいのはソイモス野菜バーガーです。注目すべきはタンパク質と炭水化物量。モスライスバーガーは、お米をぎゅっと固めているうえに、具材にきんぴらごぼうやニンジンが入っているため、どうしても糖質が多くなります。

不足しがちな食物繊維もたっぷり取れる、ソイモス野菜バーガー

一方、ソイモス野菜バーガーは、パティに肉ではなく大豆タンパクが使われています。タンパク質が豊富で、ライスバーガーの2倍! 不足しがちな食物繊維もたっぷりですし、具材のトマト、レタス、タマネギなどの生野菜も取れます。

健康面も考えてハンバーガーを食べたいときには、できるだけ高タンパク質、低炭水化物で、食物繊維も取れるものを選びましょう。

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