NYダウ、11営業日連続で史上最高値を更新

28日のトランプ大統領演説に注目が集まる

2月米国株式市場では金融株の売りが公益株などの買いで相殺されたことで上昇し、ダウ平均は11営業日連続で最高値を更新した。 写真は2014年6月、ニューヨーク証券取引所前で撮影(2017年 ロイター/ Carlo Allegri)

[ニューヨーク 24日 ロイター] - 米国株式市場では金融株の売りが公益株などの買いで相殺されたことで上昇し、ダウ平均は11営業日連続で最高値を更新した。

米株式市場の主要指数はトランプ大統領の当選以来、税制改革や規制緩和、インフラ投資の拡大などに対する期待から上昇してきたが、この日はトランプ氏が掲げる成長押し上げに向けた政策の実施には時間がかかる可能性があるとの見方から、取引時間中の大部分はマイナス圏で推移した。

アトランティック・トラスト・プライベート・ウェルスマネジメントのマネジング・ディレクター、ブラント・ヒューストン氏は「市場心理は実際の市場動向よりも大幅に速く回復しているため、バリュエーションはやや先走っている可能性がある」と指摘。

ムニューシン財務長官は前日、いかなる政策措置も今年は影響は限定的となると述べており、市場ではトランプ大統領が28日に議会上下両院合同本会議で行う今後の経済政策などに関する演説に注目が集まっている。

S&P公益株指数は1.4%上昇。決算を発表したパブリック・サービス・エンタープライズ・グループが3.1%上昇したことが押し上げ要因となった。

一方、金融株は米国債利回りの低下に伴い売られ、ダウ平均とS&P500に対する重しとなった。ゴールドマン・サックス(GS)は1.5%安。ベレンバーグが同社に対する投資判断を「売り」に引き下げたことが嫌気された。

ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は6.9%安。通年業績見通しの引き下げが売りを誘った。

米百貨店JCペニーは5.8%安。 第4・四半期(1月28日まで)の既存店売上高が予想を超えて減少したことが嫌気された。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では上げ銘柄が下げ銘柄を上回り、比率は1.11対1だった。ナスダックは1.16対1で下げが上げを上回った。

米取引所の合算出来高は約67億5000万株で、直近20営業日の平均である68億株を下回った。

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