米国の1月消費者物価指数は0.6%の上昇

前月比伸び率は3年11カ月ぶりの大きさに

 2月15日、1月の米消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比で0.6%上昇と2013年2月以来、3年11カ月ぶりの大幅な伸びとなった。NY市で昨年12月撮影(2017年 ロイター/Andrew Kelly)

[ワシントン 15日 ロイター] - 米労働省が15日発表した1月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比で0.6%上昇と2013年2月以来、3年11カ月ぶりの大幅な伸びとなった。前年同月比は2.5%上昇で12年3月以来の大きな伸びだった。市場予想は、前月比が0.3%上昇、前年同月比が2.4%上昇だった。

世界的な需要の高まりを背景にエネルギー製品やその他の一次産品の価格が持ち直しており、全体としての物価も上昇傾向にある。

12月のCPIは前月比が0.3%、前年同月比が2.1%の上昇だった。

1月は変動の激しい食品とエネルギーを除いたコアCPIが前月比で0.3%、前年同月比は2.3%それぞれ上昇した。12月は前月比が0.2%、前年同月比は2.2%の上昇だった。

1月はガソリンが前月比7.8%値上がりし、CPI全体の上昇の半分近くを占めた。12月は2.4%上昇だった。

食品は0.1%の上昇。昨年12月まで6カ月連続で横ばいだった。家庭用食品は横ばい。昨年12月まで8カ月連続で値下がりしていた。

コアCPIの構成要素では、家賃が0.3%上昇した。昨年12月も0.3%の上昇だった。帰属家賃は0.2%の値上がりだった。昨年12月は0.3%上昇だった。

1月の医療費は0.2%値上がり。病院での医療サービスや処方せん薬の価格は、それぞれ0.3%値上がりした。

自動車は0.9%の値上がりで、09年11月以来の大きな上昇率となった。

連邦準備理事会(FRB)が物価の目安として注視する個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比で1.7%の上昇にとどまっており、FRBが目標とする2%を下回っている。ただ、インフレが徐々に加速し、労働市場が引き締まっていることから、FRBは今年、政策金利を少なくとも2回は引き上げることができるかもしれない。

FRBのイエレン議長は14日、議会上院での証言で「緩和措置の解除を待ち過ぎることは賢明ではない」と述べた。

FRBは今年3回の利上げを想定している。昨年12月には政策金利のフェデラルファンド(FF)金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ、年0.50−0.75%とした。

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